「生老病死」の人間のあり方からすると、病気にかかる割合が多いのは老人ということになります。
若い人でも病気になられたり、怪我をしたりはあるでしょうけれど。
以前は病院の待合室が「サロン」のようにお年寄りでいっぱいだと取りざたされていたこともあったかと思いますが、実際のところはどうなのでしょう。「サロン」のようにと表現された待合室を、私は見聞きしたことがありませんので。
国民皆保険制度は確かに長きにわたって、病気にかかった人を支える制度でありがたいと感じてきました。
ガンという病気にり患する高齢者やお若い方、今やウイルスの時代に突入して聞いたこともない病気も増えています。
この物価高騰の著しい時代に、高齢者の保険料3割負担は今病院にかかっている多くの人にとっては直に生活に重くのしかかってくることです。我が家はもちろんのこと。
お若い家庭にとっては育児、教育にかかる負担が大きいのも理解できます。
それぞれに生活者として大変な時代。
昔見た映画「姥捨て山」の胸をえぐるような貧しい日本において実際にあったことを描いた映像は消えることなく脳裏に残っています。
「Japan as Number One」が出版されてからほぼ半世紀を経て、日が西に傾くように、なにかと哀しい出来事が続くなかで高齢者の域にはいっている身として切実であるのは間違いありません。
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