「親を老人ホ―ムにいれようと思った時に~」の著者の小嶋勝利氏の書いてらっしゃる内容を拝見して、それじゃ選べないじゃないですか?と疑問に思いました。
近所に住んでる女性で、介護の仕事に行ってらしてご自身の身体を壊した方と話していた際に、彼女いわく「まるでお芋でも洗うように、お年寄りをお風呂にいれてるのよ!要領のいい人はね!私はあんな風にはできないわ。」と。
小嶋氏も、「介護福祉士」の資格を持ってる人が決していい介護士とは言えない。少々おむつの交換に手間取ろうが、「人間力」だと書いておられます。
そりゃ、そうでしょうねえ。たとえ資格が国家試験であろうとも、人間力とは関係ないと思います。でも、その「人間性」は世話されて始めてわかることでしょうし。(人間力と、○○力とよく表現されますが、私は人間性とあえて申し上げます)
認知症の方が暴行を受けるとか、聞くに堪えない事件がおきていますが、人間性の欠如と、そのホームを経営してる方が利益優先で過酷な勤務形態を強いている両方の結果なのではないかと、私は推測しています。
私がしてきた仕事でも、人がすることは全てその人の人間性がでますよね。
老人ホームしかり、障害者施設もしかり、弱者のひとに乱暴したりするのはけしからんことですよ!
ですが、悲しいかな、忘れた頃にそんなニュースが流れてきます。
弱いものいじめが、なぜ起きるのか?外から見えないところで起きてますよね。もっと障害者施設も老人ホームもオープンにして(難しいかもしれませんが)いくような取り組みが必要かなと思います。閉ざされたところは怖いですよ。
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