毎日どこかで高齢者が、家や店舗に車で突っ込んでいます。
あまりにも続くので、前期高齢者の私は「申し訳ない」と身体をすくめたい気持ちになるのです。
私はもう数年前に車を手放すように、連れ合いに言ってから二人とも免許も返納しているのですけどね。
行動範囲は見事に狭まり、たまに淋しいなと思う日もあるのですが。
車でいろんな土地を走り、温泉や「道の駅」などに立ち寄った楽しさは覚えていますので。
自転車を走らせて近くのスーパーマーケットまで行っても、買い物には当然制限がかかります。前後のかごに載せられる重さや大きさは、車とは比べ物になりません。
でも、それでいいのです。
人さまに怪我を負わせたりしないで済むのなら。
自転車生活になってみて、車の怖さを余計に実感できるようになっています。
立場が変われば、見え方が自然に変わるものです。