高層住宅の窓や、ベランダは幼い子どもたちにとっては「未知の世界」です。
「怖い」という概念がまだ発達していない幼児には、とても危険な「場所」が家のなかにはあるのです。
私が数十年前に暮らしていた埼玉県内の平屋の借家でも、赤ん坊だった娘が目を離したすきに部屋から下の「たたき」に落ちたことがありました。ビックリしたと同時に、痛かっただろうと心配したものでした。
寒い冬の間は、石油ストーブを使っていました。昔の石油ストーブは上にやかんを載せてお湯が沸くタイプでしたので、折り畳み式の囲いを置いて、火傷をしないようにしたものでした。
今はエアコンなので、そうした危険がないのは安心ですね。
ずっと「おんぶ」して家事をするのは大変ですので、つい部屋に残して、となっていた日々を思い出します。
部屋の中でも、昔の家具で化粧品を入れていた三面鏡台から「化粧水」を取り出してジャブジャブと畳の上に流していたこともあって。「よく飲まなかったこと!」と安堵したこともありましたね。
それ以来全てのものを手の届かない高い場所に移動させたものでした。
「子を持って知る親の恩」とはまさに。。
少し育ってくれて、幼稚園、小学校とあわただしい日々のなかにも「あわや!」と思う事々が待ち受けていますしね。
とにもかくにも、無事に育ってくれたことに感謝しかありません。
電車に乗ったときなどは、幼子を連れている若いお母さんに「体に気を付けて!お子さんともどもお元気でね。」とエールを送りたくなるのです。
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