いったい「国」とは何を指し示すのか。
神戸学院大学の上脇博之教授が「一連の経緯が不透明」と文科省に関連文書の開示を求められたとき、「当該法人の権利を害する恐れがある」などと多くが不開示になったのを不当だと提訴していらした裁判で
一部文書の不開示決定を取り消す判決が出たとのことです。
もう、黒塗りの文書はまっぴらごめん被りたいので、教授のご尽力に頭が下がりました。
それに反して、「国の主張が認められなかったものと認識~」と文化庁のコメントが。
この文言のなかの『国』とはなんぞや❓
私はこうした文書に出てくる『国』なる名詞に、いつも大いなる疑問を素朴に感じてしまうのです。
おかしいと言われようと、なんと思われようと、私は感じてきたので、仕方がありません。
『国』という物体は存在しません。
『国』は国民ひとりひとりの集合体を指す総称では❓
ただ数多の国民のためになすべきことが、また数多あるがゆえに、いろんな行政機関があるのであって、それは国民の安心と、安全の為に機能するものではないのですか❓
私はそう思っているので、どうにも納得がいかない文言だといつも感じてしまってきました。
「権力者」を指すのだと、明言されていたならば、疑問は感じることなく来たのでしょうけれど。
学のない高齢の婆さんが何を、バカなことをと、きちんと教えてくださる方がいらしたら「アッ、そうだったんですか。疑問が解けました。」となるのかも、ですが。




