私が暮らす町の「粗大ごみ」集積所へ電話をかけるも、「ただ今混み合っておりますので~」と機械音が。
私に限らず、年の瀬が迫ると、強迫観念に駆られるように「片づけないと(≧▽≦)」と気持ちが働くんですかしらねぇ。
やっと通じた電話口の年配の男性は、意外なほどにやさしい話し方で「今混んでましてね。あと10口しか空きがないんですよ。」とおっしゃるのでした。
なにせ限られた集合住宅のスペースに、昔人間の性(さが)なのか「来客用の敷き布団」も天袋に入れていまして、私たちの夏布団や毛布、冬用の羽毛布団の入れ替えが負担に感じるようになってきた「お年頃(^^;)」です。
まして、我が家は既に「押し入れ」なるものをクローゼットに替えてしまっているのですから、尚のこと。
この際に「ええい!」と処分しないと、どんどん困難になっていくばかり。
傷んでいないものを処分するのは、ねえ、と少し揺れる気持ちを吹っ切って、回収をお願いいたしました。
家の中を見渡せば、人間が暮らすのに必要最小限を越えていますわねえ。
まるで垢がたまっていくかの如く(表現がきれいじゃないですよねえ)なんやかんやと増えるものでして。
レコードは娘の伴侶に持って行ってもらいましたが、CD にカセットの類までまだ多数持っていますし。
先日「終活は格段しなくてもよいのでは」とのコラムを拝見しました。「アルバムや、多くのものは想い出と共に、そのひとが生きてきた証の如し」とのことでした。
そうして、最後の日を迎えたのちには、それらの想い出は全き無用のものになるのでしょうね。
少しづつ、「確かにね。」と私が一つ一つ買い求めてきたものたちと、共に役目を終わる日がくるのだと、振り返るようになっています。愛おしみながら。
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