どんな未来も切り開ける、可能性に満ち溢れていた子どもたちの命が「車」という凶器に奪われて。
人間社会の進化だと称賛されていた産物の「SNS 」によって、若者が自ら死を選択するという。
帰ってくるはずの父を、母を、兄弟を待っている家に、鳴り響く電話。
夕方の報道の1秒で流される「命の喪失」
戦争の報道は本来あってはならないはずのもの、なのに。
井上陽水氏の歌「傘がない」の中の言葉がリフレインしています。
かって、ベトナムで戦争がありました。
アメリカ兵が多数送り込まれて、アメリカとベトナム双方に多数の戦死者を出して。
帰還したアメリカ兵も「トラウマ」を抱え、社会復帰ができないという事態に。
その戦争で使用された「枯葉剤」がベトナムの人々に与えた被害はまだ続いていて。
帰還したアメリカ兵も、その子孫も「枯葉剤」による多くの身体障害を引き起こし、病によって次々と亡くなっていたことを知りました。
今もウクライナで、世界の各地で、鳴りやまない砲弾の音。
「悲しい」なんて言葉では言い尽くせない、この「命」を軽んじる行為。
人間とは
命とは




