お江戸の千鳥ヶ淵に🌸花見に行く途中にホームレスの人が毛布のようなものにくるまれた感じで石のベンチの上に一人。
家に帰って来て夕方のニュースでは職を失った人のためにお弁当屋さんがお弁当を数個箱にいれて、誰でも持っていって食べられるようにと。一瞬になくなるそうです。最近おにぎりを渡そうとしたら受け取ってもらえなかったそうで、その人が公園のベンチで亡くなったのを悔やまれていました。20年ほど前に東京駅でみかけたホームレスになりたての人を思い出してしまいました。とても几帳面でまじめそうな感じの身なりもこざっぱりした男性でしたから、そんな感じの職を失った人はみじんも図々しさのひとかけらも見えなかったので。以前に「東京駅のホームレス」で書きましたが、今も光景は忘れることはありません。
桜だ、花見だと浮かれていた私ですが、ホームレスの人をみかけると気にはなって振り返ってしまうのはあの東京駅のホームレスなりたての男性を思い出すからだと思います。故郷である関西へいく夜の高速バスを待っていたので近い距離で初めて目にした光景だったからでしょうね。
コロナ禍で良いことが起きることはなく、若い人も将来への不安やらで「うつ」になる若者も増えたり、若い女性の4分の1ほどの人が「生理用ナプキン」を買えなくてトイレットペーパーで代用したりとの報道には驚いてしまいました。そこまで?!と今の日本で「そんなこと?!」と知らなかったです!若い人たちと話すこともない生活をしていますし、困窮している若い人とのつながりもないので知り得なかったことでした。私が十代のころはそんな話を聞くこともなく、まして報道もなかったと思いますので。昔もあったのか、なかったのかわかりません。
豊かに見える日本で今の若者の4分の1の困窮度は大変な事態だと、今日の卒業式の晴れ着姿に目を奪われていた私は頭から水をかけられた気持ちになりました。
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