一昨日「ステーキハウス」に行ったことを書きましたが、昨夜たまたま目にしたニュースに目が釘付けに!ブリュッセルAFP通信にてEU加盟国が一部の幼虫を食べても安全な「革新的な食品」として法制度を整備していく合意にたっしたとのことです。加盟国27カ国内でゴミムシダマシの幼虫「ミールワーム」などをハンバーガーやプロテイン飲料、ビスケットに合法的に使えるようになるとこの4日に明らかに❢虫でタンパク質を摂取するのは昔からおこなわれてきたことだと。
日本でも蜂の子やイナゴは食べていますから(私は2つとも食べたことはないのですが)とくだん珍しいことではないのかもしれません。それでも、私は驚いて思わずメモってしまいました。いよいよ「飽食」のツケが回ってきたのかとの思いです。家庭からでる食べ物のゴミの量の信じられないほどの多さ、飲食店からの生ゴミの処理に困るほど「もったいない」を忘れた人間にはショッキングな現実が待っているのかと。
かたや砂漠化がすすんでいるというニュースを遠い異国の話だと聞いていたのを思い出しました。日本も農地が雑草に覆い尽くされた休耕田となっているのも聞いてはいましたし、目にもしていたのに。私自身に農家の経験がないことによる危機感の低さに愕然としたのです。EU で幼虫を食べようと、いいえ食べなければならないと法制化まですすんでいる事実。まだ日本ではそこまで聞いてはいない、それこそが怖い現実にただ目をそむけているだけかも?!
農業国の日本でも飢饉が起きて餓死することもあったのですが、それを忘れてしまっているのです。スーパーマーケットに行けば海外からの食べ物まで手にすることができるのですから。先日、アボカドがチリで生産されることが多いのだと耳にしました。もちろん他の国でも生産はされているのでしょうが、アボカドはたくさんの水を必要とする植物だそうです。チリも今はコロナ禍の中です。手洗いを励行されるのは同じくなのに、アボカドを生産することが生活の土台になっている人たちはアボカドのために貴重な水を農地に与えなければならないのだと。あくまでも私が調べたことではないので、間違っている点があったらお許しいただきたいのですが。
コーヒー豆についてはテレビで見たことがあるのですが、コーヒー豆の農家はいくら作っても生活は楽にならないので辞めたいと考えているんだという実態を映し出していました。私などは安く購入できることはありがたいと単純に思っていただけで、生産者のことを考えていなかったと知らされたのです。一昨日、私はお米の一粒も自分で作れないと書きましたが、まさに全てがそうなんです。自分で作ったものを食べているわけでは到底なくて、どこかで作って頂いた、または船に乗って大変な苦労をされて獲ってきていただいた魚、育てる苦労をしてくださったいろいろなお肉等を口にして「健康のため」「美味しいものを食べたい」と貪欲にして当たり前のように食していたのです。
いよいよ、人間はコロナウイルスの驚異にもさらされながらも生きるための食料までも確保できるのかの、他人任せではいられない瀬戸際にきているようですね。また、私に何ができるのかを考えなければいけないことが迫ってきています。「生きるために食べる」と書いていた私が「食べる」ことの元、根源をおきざりにしていたツケがひしひしと迫ってきています。
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