人体の不思議を知れば知るほど、今ここにこうしてコンピューターに向かって目と手が動いていることも「凄いことなんだ!」と。
昨日、所用があって3駅ほど電車に乗りました。電車を待つホームでベビーカーを押す若いお母さんと並んでいました。小さなピンク色のスカートを身につけた赤ちゃんがじ〜と私を見上げていました。「何歳ですか?」とお母さんに尋ねると「11ヶ月です。動きたくて仕方がないんですよ。」とのこと。
とにかく、不思議そうに笑うのでもなく私を見る赤ちゃん。私が自分の子どもを育てていた頃は、私自身がまだ幼くて今ほどの情報もなく又気持ちにも余裕がなくてひたすら必死におむつを替えてお腹を満たすことのみに追われていたように思います。赤ちゃんは言葉を話す前にいっぱい言葉を聴きながら蓄えていって、結構な量を吸収しているのだと私が知ったのは若かりし頃じゃなくて、残念に思いました。
子宮内膜に受精卵が着床するのさえ、苦しい産道を赤ん坊の頭を変形させてまで通り抜けていける強い受精卵を選別していたのではないかと。子宮内膜と受精卵の間で何らかのコミュニケーションをしているのではと聞くと、その生命誕生の奇跡のようなメカニズムに感嘆の声をあげてしまいます。胎内にいた頃から音楽ももちろん母親の声も聞いている小さな生命!
性交渉をして胎内に宿った生命を高校生の女の子が産み落として(レイプだったのなら、この表現は違いますね。)、殺すという痛ましい事件が報道されていましたが、その生命がこうして胎内での試練を乗り越えて産まれてくることを多少でも知り得ていたらと思ってしまいます。快楽だけではなく、生命を宿す奇跡に思いをはせることができる「性教育」否「生命教育」(イジメによって自殺にまで追い込まれる、子供だけでなく大人まで)がなされていない現状が「命」を軽んじてしまうことにつながっているのではないかなと。それは何も女性だけではありません。もちろん男性も快楽だけを求める卑劣な事件が多いのには、恐ろしく情けないことだと危惧しています。
「男はそういう生き物だ。」と一言で片付けられることではなく、理性が全くないのなら(私は男ではないので、わからないのですが。)別ですが。でも全く理性がないというのも恐ろしいことですけれど。このコロナ禍だからなのか、やけに増えていっているように感じているものですから。
とにかく、新しい生命を守り育ててきて今があるのですから。人間の、いいえ動物も植物も世代交代をしてきてこの地球上に存在してきました。このことを守って行かない果てには、何が待ち受けていますでしょう。確かに、人口が増大し続けて食料の危機もありますが、それも人間の知恵で解決していかざるを得ないことです。
こんなことを書いていても、イスラエルとパレスチナは争いを続けていますし、人間は矛盾に満ちた生き物でもあることからこの地球上から戦がなくならないのかと、かなり悲観的になってしまいますが。世界のあちこちで尊い命が危険にさらされているのが現状です。カネ、権力、全ての欲望が引き起こして。。生命の創造主がいるのなら、おおいに嘆き悲しんでいるでしょうね。
身近なところでは映画でも、幾度となくそんな惨状を知らせるためにたくさんの製作者が世に送り出してくれているのですが、その叡智の集約されたものを見て少しづつでも光が見えてくることを願うばかりです。
人間、バンザイ\(^o^)/ 生きていることに感謝❤
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