1ヶ月半前に父に電話したときは食欲はあると話していたのですが、晩ご飯が終わった頃かなと電話をしました。「食欲がないんや。」との第一声に驚きました。話を聞いていくと、高カリウム症だと出された薬の副作用の便秘が体に負担をかけすぎたようでした。もともと酷い便秘症だった父の生活の基盤のリズムを壊してしまったようでした。
お世話になっているところの医師から便秘の座薬を出してもらって、対処したらしいのです。が、それはそれで体力を消耗するようなことになりと悪循環をきたしたようでした。
医者はデータを見てその対処法として薬を処方するのですが、その人の生活全般、その患者を見ていないという話は以前からよく耳にすることでしたが。素人の私が言うのは申し訳ないとは思えども、私も便秘の苦しさを知るものとしては新しく出された薬の副作用で便秘で苦しんだと聞くと、「カリウムが多かろうと、本人がそのために苦しいわけでもないのなら様子をみましょうか。」と言っていただいても良かったのではと思ってしまいました。なにせ96歳なんですからね。
もう年齢も年齢ですからね。どちらにしても200歳までは生きませんので。
ならば、苦しまずにそこそこ食べながら安らかに息を引き取るようにしてもらいたいと。私自身もそんな最後でありたいとの願望があるからなのかもしれません。
96歳の死に至る原因はなんとも言えるものではないと思いながらも。
私としゃべってからは少し元気な声になったように感じましたが、このコロナ禍ですので、面会もできず、人と話すこともなく先日2回めのコロナワクチンを打ち終えたと言っていました。この2ヶ月ほどのあいだに「高カリウム症」の薬とコロナワクチンと薬品が96歳の父の身体に入ったことになります。「薬は毒だよ。」と私が言うと「そらせやけどなあ。」と力なく言っていましたねえ。
あまりの辛さに「高カリウム症の薬はなんと言われようと飲まん!」と医師に言ったそうで、残っているけど飲んでないとのことで「正解よ。」と私も言いました。当然、寿命は尽きる日はきますが、苦しまずにと願います。
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