アルツハイマー病は「ベータアミロイドタンパク質」が脳内に溜まって「アミロイドプラーク」を、又異常リン酸化した「タウタンパク質」が「もつれ」を形成することにより、脳の正常な働きが阻害されるからだと考えられているとのことです。
しかし、「プラーク」や「もつれ」が具体的にどのように脳にダメージを与えているかは不明のようです。ところがここに来て「アルツハイマー病」の謎をとくヒントになりそうな研究が発表されました!!
★ イギリス、ドイツ、アメリカの研究者たちが合同で発表した「Sciens Advances」の研究論文によれば、2人のアルツハイマー病患者の脳内をむしばむ「アミロイドプラーク」内に本来あるべきでない分子構造をした「鉄」と「銅」がみつかったんだそうです。★
見つかった「鉄」と「銅」はいずれも酸化されていない不安定な状態にあり、周囲と容易に反応を起こすと考えられるそうです。
この「鉄」と「銅」が引き起こす化学反応がも・し・か・し・た・ら脳細胞にダメージを与えているのかもしれないそうで、今後「アルツハイマー病」の進行を知る上での重要な手がかりとなると有望視されていると伝えています。
「鉄」と「銅」は体中にふつうに存在している元素で、「酵素」を形成するなど健康を保つために重要な役割の数々をになっているんだとか。どちらも様々な酸化状態にあるが、ただし酸化状態によっては体の細胞を傷つける化学反応をおこすリスクもあるので、体は常に「鉄」と「銅」がどんな酸化状態にあり、どこにいるべきかを管理しているというのです!凄いことを体の中でやってくれているんですねえ😯
「アルツハイマー病」の原因を研究者の方々に頑張って頂いて、解明が進んで治療薬やでき得れば予防ができるようになってもらいたいと祈る思いです。
マグネシウム、リン、鉄、銅といろんな元素(私の不得意分野でしたが)がいろんな役割をもって、人間の体の維持のために頑張ってくれているのがわかりましたが、反面なんの不具合か体に悪いほうに働いてしまうというのは万事パーフェクトにはいかないとの摂理のようなものなのでしょうか。
この年齢になったからこそ、自分の体に関心をもって「凄い!」と驚くことの連続です。感動、感謝です。よく動いてくれている体にねm(_ _)m
(GIZMODOより)
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