今サクッと検索したら、わざわざトラックでお弁当を搬入させて、自衛隊がチェックして、それでもって人力で「廃棄処分」ってどう考えても理屈がわからない?!
ボランテイアが減ったから、なんて理由だけでは納得できないですし。私はパソコンでしか検索していませんが。(ツイッターはしていないのですが、ツイッターでも困っている人を助ける団体と連携をとって配布するようにできないのか等たくさんの声があがっていました。)
五輪競技の勝った!負けた!に注目が行ってしまいがちなので、この件をさほど取り上げていないのではないでしょうか。昨日の東京新聞の記事でも(スマートニュースで読みました。)組織委員会スタッフの宿泊ホテルが東京・日本橋近くの「住庄ほてる」さんはオリ・パラ期間中、帰宅できなくなった組織委員会スタッフの宿泊先の一つだそうです。が、予約分がほとんど利用されていないのが実態だそうです。それでも、宿泊予定者分の朝食を毎回廃棄処分せざるを得ないんだと。
「宿泊料を払ったからいい、と考えているのかもしれないが・・・」このホテルの角田隆社長は「宿泊料はもらえても、五輪経費の無駄遣いではないかと複雑な気持ち。明日の朝食も15人分を仕込むけど、やりがいを感じない」と、大浴場も延長して午前3時まであけていても誰も来ずに終わったと。
国立競技場の賞味期限前のお弁当大量廃棄を人力でさせられている人の胸の痛みなど、意に介さない組織委員会の傲慢さと、「こんなもったいないことをしてはいけないから、知恵を出し合って困っている人に回すにはどうしようか。」との意見すら出ないのか、出させない空気感が組織委員会にはあるのだろうかと推察してしまいますが。これ、全て国民の血税じゃないのですか?
スポンサーが出すお金と明確に使用区分が決まっていて、お金に印がついているのなら、私の思い違いかもしれませんが。でもね、スポンサーからであれ、国民の血税であれ、食べ物を無駄に(しかもまだ食べられるものに、トラックの運送費をかけて、自衛隊の方の手間までかけさせて、人力で廃棄させるって!!何の疑問も感じないで指示を出している人の頭には、「どうせ、自分の腹が痛むわけじゃないんだ!面倒くさい!」程度のことしかないんでしょうね。
つけが回ってきて、これがっもっと大きく取り上げられたら、開会式直前まで毎日あった人選のハチャメチャと同じく、組織委員会の無能さと傲慢ぶりをさらけ出されることになりますよ!
コロナ禍で本当に食べられない人が増えていますし、その前からこの日本で「食べられない子供たち」がいるのだという事実もなにも知らないで、日当35万円だとか余りにも一般とかけ離れすぎた無茶苦茶な大盤振る舞いのあとの日本は荒れ果てた関東大震災後のような景色が広がらないかと恐怖を感じてしまうのです。コロナ拡大とは別にです。
その尻拭いを組織委員会の面々がするとは到底思えませんので。あの人たちはどこまで特権階級の意識を、なんの根拠でもっているのか不思議でなりません。3週間もかからないイベントのためにどれほどの税金の垂れ流しをしたのでしょうか?!
まだお弁当の大量廃棄が続くのは止めさせて、食べることに困っている人たちに回す知恵を、また組織委員会に声を届けないと[SDgs]を提唱している世界からも日本は「最低の国だ」の烙印を押されてしまうでしょう。情けないことです。
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