シャンソンも、カンツオーネと同じ、中学生の時から好きでした。
CDを持っていたのは、エデイット・ピアフでしたが、シャルル・アズナブール、ジュリエット・グレコと行ったことのないフランス語の響きと、哀愁ただようシャンソンに魅入られていました!
なにせ、中学生です。それも昔の田舎の。未知の西洋へのあこがれが多分にあってのことですから。
関東に来て、関東育ちの方と知り合って若かりし日々のお話を聞いてると、田舎そだちでは経験しない、ありえないなと思うことの多いこと!ましてや、わたしが中学生の頃、フランスは生きている間に行くことはない国でした。のちに、行くことは出来ましたが、夢のように感じました。
そのフランス、映画で見る戦時中のフランスはレジスタンス運動が盛んでした。やはり、歌はその国の歴史、文化と共にありますね。
私はフランスの国歌の歌詞を最近知りまして、その歌詞の猛々しさと言っていいのか、勇ましい内容に驚いたんです。フランスってファッション、エッフェル塔、セーヌ川のほとりの恋人たちと、やわらかなイメージを勝手にもっていたので。
ああ、やはり革命とレジスタンスに身を投じた人の多い国の国歌だなと。
ジュリエット・グレコさんの歌、貫き通した生き方、壮絶ですね!
魅力的で、美しく、力強い生涯に、敬意を表し、ご冥福をお祈り致します!