「インボイス方式」なんて聞いたことも見たこともない言葉が?!たまたま目に飛び込んできました。
「へえー、消費税のことなんだ。」とこれは大いに生活に直結することなので検索して読んでみたんです。
消費税が社会保障に使われるなんてことは100%信じてはいなかったですが、もちろんこんな分かりにくいこと=頭のいい官僚の方が考えられることが私程度のおばちゃんに分かるはずもなく、「私、払いたくないです。」が通るわけもないので甘んじて払って暮らしているのです。
2023年に「インボイス方式」を導入予定だとあります。「予定は未定じゃないの?」と屁理屈を言いたいのですが、天気予報の「雨の予報」とは全くちがいますね。
「免税業者」と「簡易課税業者」という小零細企業には消費税を国に収めなくても良いとの(経済評論家の萩原博子氏の表現によると)飴玉を与えたのだとあります。消費税導入時には「免税業者」で3000万円以下。「簡易課税業者」は5億円以下だったと驚くようなことを、私は初めて知りまして驚きました。
ですから、消費税はそれらの企業等の懐に入っていたのですね。甘い飴玉でしたねえ(*_*)飴玉の後は「ムチ」ちっとキツイ言い方ですかしら?
当時、消費税の4割は個人の懐に入っていたのだと書いてあります。そのために、透明性の高い「インボイス方式」は採用できず「帳簿方式」に〜と変化していったようですが、まあ言葉の分かりにくさは税金には付き物です!
2020年度税収は60.8兆円という「市場空前」の金額になったんだそうです!コロナ禍にも関わらずです。その税金の稼ぎ頭は「消費税」とのこと。前年よりも2兆6187億円増えて、20兆9714億円になったそうです。
お豆腐の「一丁、2丁」(今の若い人はお豆腐を「一丁」ということすら知らないでしょうが)ではないと、小池百合子都知事が五輪の費用の話のときに言ってらしたですが。
法人税と所得税を合わせた約6倍も消費税が増えているのだとは、驚くべき数字です。
萩原博子氏いわく、店が赤字で倒産しそうな人でも、失業して露頭にまよっている人も災害にあって避難所にいる方も、生きている限り食べたり、電気、水道を使わざるを得ないので、必ず払わなくてはならない消費税。
事業者にとっては懐に入っていた消費税は「益税」とよばれていたそうです。が、この「インボイス方式」が導入されると。個人事業主やフリーランスの方であっても課税事業者になるので、消費税の申告書を作成する義務を負うといことになるわけです。益税が亡くなる上に実務面で新たな負担が生じてくるという面倒なことに。
⭐消費者の私にはどう影響するのかが最大関心事です。萩原博子氏の予測では将来の消費税率アップのための制度では?巧妙に優秀な官僚が考えておられることですからね。
増税して本当に社会保障に回すのならと、ここまで書いて「国がどんなふうに税金を使っっているかと、お金の行方を突き止められるならと無力感を感じて〜。あべのマスクだ、五輪に3兆・4兆、五輪組織委員会のあの税金垂れ流しを見てきた目にはねえ。
令和元年9月20日に、総理大臣官邸で開かれた第1回「全世代型社会保証検討会」の席上、当時の安倍首相が「消費税の使い道を見直し、子どもたち、子育て世代に投資することを決定しました。」と。
さて、子どもたち、子育て世代に投資されているのかと、このコロナ禍の及ぼす大きな経済的影響下で懸念はしますが、なにせ一介のこのおばちゃんの頭の及ぶことではない国のことです。
でも、「知〜らない。」と決めつけて、ああ歌っていれば楽しい♪とも言っていられない、知っておかねばならないとは思います。
常に歴史上、為政者は都合の悪いことはごまかそうとして、目くらましのようなことをして批判はかわそうとします。今回の五輪がいい例です。お祭り騒ぎに酔わせて〜とね。選手の方々の頑張りには👏は惜しみませんが。
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