大豆はかってヨーロッパでは家畜の飼料だったそうですが、日本は幸いに大豆は味噌、醤油、豆腐などの食文化のなかに育ちました。
大豆は「がん」から「脳卒中」などのおおくの病気の予防にいいのだと、改めて知るとご馳走を食べることなどとは縁遠かった私の子供の頃も大豆は母がストーブの上に置いたアルミ鍋でコトコト煮ていた「昆布豆」「高野豆腐と絹さやえんどう豆の煮物」(今は絹さやエンドウはちょこっとパックに入って売っていますが、田舎だったせいか昔だったからかたくさん煮て食べていました。きれいな緑色は消えてしまって薄茶色になり、田舎料理でしたけど、美味しかったですよ。)と、なにかと大豆を食べていたんですね。
裕福じゃなかったですし、魚で食べるものは干物のサバ、サンマしかない海から遠い田舎でしたので。今もサバ、サンマの干物は好きですが、すこしづつ値上がりしているのが残念です。
子供の頃に食べたものを食べたくなるらしいですが、朝が苦手だった母の知恵だったのか、朝が苦手だった私も小さなおむすびを少しお砂糖を入れた「きな粉」に転がしてパクっと一口で食べていたのも思い返すと「大豆」のタンパク質とおむすびのエネルギー源の良い組み合わせでしたね。
いろいろ思い出すと、やはり母の家計のやりくりをしながらのアイデア料理には頭が下がります。豚肉の薄切り(一番安い豚肉を買ってきてました。)を今でいうところの「ミルフィーユカツレツ」にしていたのはナイスアイデアでしたねえ。美味しかったですよ。半世紀以上前ですからね。
書いていたら、新米の「おむすび」をお砂糖入りのきな粉の中にコロコロさせて食べてみたくなりました😋
「大豆」様さまです!私が「あずき」と「大豆」を煮るくせは子供のころの食べたものだからですわ。我が家にはもう鍋を載せられるストーブはないので圧力鍋で煮ますが、大豆はうっかりすると吹きこぼれがあるので圧力鍋も要注意なんです❢
小豆は吹きこぼれしないですが、大豆は台所が大変なことになるので目が離せません。それさえ注意していれば美味しい「昆布豆」がたくさん作れます。薄味にしておけばいくらでも食べられるいいおかずですよ。嫌いな人は仕方がないですが。「五目豆」に具材を増やしてもOKですので、ごぼう、人参、こんにゃく、れんこんを入れたら山程できますので(@_@)
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