時折、「彼女大丈夫かな。ご主人もどうなのかしらん。」と思いながら、先日メールをしても返信が亡くて、返信がないと余計な気が廻引っかかったまま過ごしていました。
昨日、ラインの電話にその彼女から着信が入っていたんです。
電話で聞いてみると、8月末から退院してらしたとのこと。点滴とおむつをつけた状態での退院だったようでした。約4週間の間、訪問医療とヘルパーさんと彼女でご主人を自宅介護だったんだと、初めて知りました。
一昨日の夜煮、ご主人が発熱、腹痛もひどくて苦しかったそうで、お世話になっている看護師の方に連絡、緊急入院のために救急車を呼ぶようにと看護師に指示されて、バタバタと救急車で入院されたんだと、聞きました。
前立腺がんということで治療してらしたのですが、大腸のS字結腸に大きながんが出来ていたり、脳にもがんが転移していたりと、満身創痍の状態のご主人の苦痛も想像を絶するのですが。妻である友人も「寝られない、食べられない。」と気持ちの張り詰めた状態が長くて、大丈夫かしらと。
ご主人の腹痛も大腸ががんに侵蝕されている状態で、ガスが大腸内に溜まりに溜まり、昨日の朝に病院で彼女と看護師の世話でお手洗いで便が出るのと一緒にガスもでたとかで彼女と看護師で喜んだのよと。
とにかく、昨年「もう持たないですよ、ご主人は。」と医師に宣告されてから今まで多くの病院をまわり、今は緩和ケア病棟に。美味しいものに目がなかったご主人が点滴のみでいらして。
昨夜の友人はもう疲労困憊状態でした。「家に来てよ。」と私に。「行くわよ。何か食べたいものはないの?」とたずねても「何もないわ。」と。
「まず、横になって、なんでもいいから食べないとだめよ。」と私。
精神的にも体も参っている友人に私がなにか少しでも役に立つことが出来るなら、台風が去ったら彼女の家に行くつもりです。何なら彼女が食べられるだろうかと思案しているところです。
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