少子化問題とか声高に叫ばれても、このコロナ禍の前から格差社会が拡大していて、女性も働かなければ暮らしがアップアップという状態では子どもを産めないという現実がありました。
国は掛け声だけはいいのですが、じゃ何か支援するかというとあまりこれと言って聞こえてこない。この「本気でやる気あるの?」と私でも思ってしまうほどの、支援策なしの無策としか言いようがありません。
児童相談所の報道で、両親の虐待から逃げて来た子どもを一時預かりはしてもそれ以上のことは「手が足りないから。」その子どもさんが高校生になってからも親からの虐待は続き、また児童相談所に。それでも「学校は好きだったから行きたい。」と訴えても「他の子たちも学校には行ってないから無理だね。」と非情にも言われてしまい、中退したとの一例を報道していました。それの真偽は確かめようもありませんが、さもありなんと昨今の児童相談所の事例を見て思います。
そのように、家にも居場所がなくて駆け込んだ児童相談所で高卒の資格さえとることも出来ないということは、人工発生的に貧困の連鎖を産んでいくことです。今の日本の現状は子どもたちにまともに教育をうける機会を与えられない行政の不誠実。それは日本の衰退を進めているんだとの認識もない大人たち、政府の教育福祉への意識の無さの表れではないですか。
今が良ければいいだけの、オリンピックや海外に発信する表向きの「ええかっこしい」の中身スカスカの政府のやり方ですよね。国民が、次世代を担う子どもたちのことは(こども庁なんてチャンチャラおかしくて、涙がでますよ。)どうなろうと知ったこっちゃないという無責任極まりない政府のお偉方。
今、日本の農業の根本的な問題を取り上げた本を読んでいますが、根底に流れているのは同じ姿勢、考え方ですね。こんなことではまさに早々と「絶滅危惧種」になるでしょう。
三島由紀夫氏が半世紀も前に残された言葉よりもひどい日本になるのではないですか。この先いまの政府のお偉方はいなくなって、子孫は海外へ逃亡準備中ですかね。まるで中国のような図式になりそうです。しこたま資金を溜め込んで、後は野となれ山となれの政府ではねえ。たまったもんじゃないです。
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