環境省が調査するべきなのだそうですが、予算がつかないらしくてボランティアで20年間調べてくだすった結果がでていました。スズメが3割、燕が4割の減少だと(NPO法人バードリサーチ・代表 植田 睦之氏)
この報道を目にしてまず思いました。ベランダに雀がよくきていたのに、最近きていないわ。ベランダから見える電線に列をなしてピーチクパーチク雀さんたちのおしゃべりが聴こえていたのに、静かだわ。
お米を研いだ水をベランダの花の鉢にかけているので、お米のかけらが入ってそれをついばみに雀が来ていました。以前は。
燕はユーミンの歌の歌詞にも出てきてましたよね。燕が低く飛ぶと☔だとか聴いた記憶がありますが。昔の家の軒先に巣を作ったり、農家の広い土間の玄関に巣を作ってその燕が出入りできるように玄関を開けておくということも。
そんな今では不用心だと言われるようなことが普通であった時代。
この記事を読むまで気が付かなかった私も私です。最近はたまに雀じゃない鳥が来る程度です。ここに越してきたころは田んぼが残っていて、夏にはウシガエルの大きな鳴き声がすごかったのを思い出しました。その田んぼも今はしゃれた戸建てが立ち並び、かってのあぜ道は舗装道路に。
自然がジワジワと破壊されていき、小綺麗に人が住める場所に変わってきたとも言えますか。生態系の変化はこれもまたジワジワと人間にかえってくるのですけれど。
原因はペットとして飼われていた外来種や、農薬かと想定されるものの断定はできないようです。
よく魚も外来種に日本に本来生息していた魚が駆逐されて、とかは聴いてはいましたが。
雀やツバメまでが日本の風景から消えていくのは思いもしていなかったので、今更ながら人間の身勝手を思い知らされた記事でした。
一度失われると、なかなか戻らないのが生態系です。ボランティアの方たちの尽力に感謝しつつも複雑な心境になりました(´・ω・`)
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