昔から「病は気から」との言葉があるのは知ってはいました。ある種、「根性論」につながる?!ような表現かなと丈夫でなかった私には思えたりもしたのですが。
薬剤師、漢方臨床指導士(初めて見る名称です。)の大塚まひさ さんの記事を読みまして、漢方医に通った経験のある私ですが、こんなに明確な指導はいただかなかったので。改めて勉強になりました。
まず5つの「気」があるということです。
1)推進作用=動かす働き 「気、血(けつ)、水(すい)」代謝ですね。女性は、男性もでしょうが肌のターンオーバーの乱れにも繋がり、くすみになって教えてくれるとあります。肌は4週間で生まれ変わると聴いていますが、歳と共に少々衰えていくのは仕方ないと想うこの頃です。
2)温煦(おんく)作用=温める働き この作用が少なくなると俗にいう「冷え性」になるとのことです。
3)防御作用=「カラダを守る」 「気」が不足すると「邪気」を入れてしまうことで、女性なら化粧品で肌が荒れる、男性はカミソリ負けをしやすいなど。「気」が満ち溢れていれば病を寄せ付けないと。
4)気化作用=性質を変える働き 汗が出ない、尿が出ないなど。食べたり飲んだりしたものを「気、血、水」に変えたり、「カラダ」の水分を汗や尿に変えるなど性質を変える作用だそうです。
5)固摂(こせつ)作用=「もれを防ぐ」「位置を保つ」 カラダの各パーツ(目尻・頬・口角・あご・胸・お腹・お尻など)や内臓の位置を保つことだそうです。目尻や頬、その他の位置を保つとの言葉は耳に痛いですねえ^^;「胃下垂」もそれに当たるそうです。(内臓の位置を保ってないことの例として)
まさに私は40歳代に「胃下垂」を自分の目で見て実感させられていましたからね。意を決して「椎間板ヘルニア」の手術をお願いしようと都内の名医と教えられた医師のおられる病院を訪ねて、CTで骨盤の中にある自分の「胃」をまざまざと見せられたときの驚き!私以上に医師が「待合室で待ってなさい!」とそのCTの画像に衝撃をうけられたようだったのを昨日のように覚えています。しみじみとした口調で「胃下垂だったんだねえ!」と医師。
ではその「気」をチャージするにはどうしたら?
「気の使いすぎ」や「話したり、歌ったり」も「気」を使うそうです。使いすぎた「気」は補ってあげなければいけないと。そのためには穀類や豆類を摂ること。(今、大豆を昨夜から水につけて今日五目煮豆を作ろうと思っています。小豆に大豆、豆好きのワタシには嬉しいことです。)しっかり休むこと。「深呼吸する」「軽い運動」をするなど。
「氣」という漢字には「米」の字があるでしょうと。「米」は「玄米」がいいでしょうとのことです。
大塚まひさ さん自身が月に80錠服用していた鎮痛剤を漢方のこの考えのもとで実行して2ヶ月でまったく不要になった体験をお持ちのようです。
私自身、40歳代で体温35.2度の低体温を改善したいと漢方医に通いましたが、ただ漢方薬を飲めど一分も体温は上がらずに諦めてしまった経験があります。やはり、いろいろ病気になりましたし、入院したりして「こんな虚弱体質なんだ。」と観念してましたね。
今現在、体温は36度を超えるようになっています。何をしたか、思い返すと「深呼吸」と以前より少しは食事に注意を向けるようになっていること。
この2〜3年病院とは縁がありません。子供のころからの「風邪っ引き体質」なのが、風邪も引きません。自分でも不思議に思いますわ。でもありがたいことです。感謝m(_ _)m❣
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