映画「愛と哀しみのボレロ」を見てからもう40年近いことに驚きます。いつまでもあの力強いバレエダンサー、ジョルジュ・ドン氏のラストシーンの映像とともに「ボレロ」はなり続けていた気がしています。
今日、「題名のない音楽会」でボレロを聴きましたが、やはり生で聴きたくなりました。でもジョルジュ・ドン氏のバレエの映像も一緒に見たくなりますが、もう若くして亡くなっていたのですねえ。
バレエの映像とあのボレロの徐々に高みへと登ってゆく旋律は消えることはなく、まさにリフレインしながら私の中に息づいています。
振り付けをされたモーリス・ベジャール氏の凄さを知らずにただ酔いしれていたのですけれど。
人間の持つエネルギーをあんな風に実感させてくれた音楽とバレエとストーリー。実はあのラストシーンが音楽とともに焼き付いてしまって、いま映画の内容を再確認するまでストーリーは抜け落ちていたのです。恥ずかしい話。
あまりに強烈だったとしか表現が出来ません。「ボレロ」と聞くと、あのシーンがよみがえって来るのですから。
音楽とバレエの、そして振り付けをされたモーリス・ベジャール氏に改めて敬意を表したいと思います。音楽は素晴らしい❣
その素晴らしい音楽をつくってきたのも人間なのです。愚かな部分ももちあわせながらもね。
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