夏🌞も「きもの」を着ていました。つい3〜4年前までは。
最後にきものを着たのは8月に靖国神社に詣でたときでした。汗が滝のように流れて、帰宅するなり絞れるほどの長襦袢や小物等きもの以外は洗うのに忙しかったです。洋服と違うのはやはり「絹」で織られている為ザブザブと洗えないので、お手入れ代がかかるところです。
ここ数年の夏の温度は異様に高いですよね。きものが好きでも汗かきには辛い夏がきます。
夏のきものを処分しようと思って、近くのきものリサイクル店に電話をしても、もうお店がなくなっていたり。端布として使うので「寄付」という形にさせていただきますと言われるお店あり。着付けの先生が「きものは日本の民族衣装なんだから、着ていきたいものよね。」とおっしゃるのとはだんだんかけ離れていくばかりです。
最近都内に出かけたときに、きもののリサイクル店を見つけて店長さんだという年配の男性にお聞きしました。「お持ちください。見させて頂いて値段をつけますので。シミがあったらお支払いは出来ないですが。」とのことでした。
母があんなに器用に洋服やきものを縫っていたのに、私ときたら情けないことに縫い物がからきしダメなんですから。子供が幼かったときに、七五三用に娘のワンピースを縫ったくらいでしょうか。当時「型紙洋裁」が流行っていたのです。型紙作りが苦手な私にはありがたかったです。あの頃、どうして「型紙洋裁」が流行ったのか、不思議ですわ。
今でもあれがあったら、また少しの布で子供服なら作れるのでは?
作り上げる嬉しさも味わえるので、おすすめですけれど。
きものリサイクルとして、洋服に作り直す試みもあるのは知ってはいるのですが。
母が苦労してきものを縫っていたのを覚えているからなのか、どうなのか?きものにハサミを入れるのが出来ないでいます。
日本の民族衣装の「きもの」は成人式にだけ残っていくのですかねえ。
たまにきものをお召しになっている方を見かけると、「あら❣やっぱり素敵よねえ。」と目で追ってしまう私です。
ですが、夏のきものを近々「着物リサイクル店」に持っていきます。どなたかの手に渡って着ていただければ「きもの」も生き伸びますしね。
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