親不孝者の私は先日の帰省の折に、妹の伴侶の車で「姉さん、お墓参りに行こか。」の一言から「お墓参り」をしてこれました。
車がないといけない山の中腹にあるお墓です。両親が生存していたときに、早々と建てていました。その時はポツンと一つだったのが、3つも横に並んで建っていまして。
毎年お墓参りをしている妹の伴侶は手慣れた様子で、サッサと雑草を抜いて、お水も入れてきてと私はお水をかけて手をあわせただけ。もうこの土地で生まれたのではない人間のような複雑な感覚。
半世紀の年月は矢のように過ぎただけでなく、生まれ育った故郷の記憶も遠い遠いものにさせてしまっていました。
半世紀の間に、故郷の大きな目まぐるしい変化を妹からも友人からも聴きました。かってあった産業も廃れて衰退の一途をたどっていた50年前から、地域おこしを推奨して耳に入ることに「へえ!ふ〜ん、そうなん!」と驚いてばかりでした。
頑張っているんだと見直すことの連続でした。私の故郷は。そして、何よりお米の美味しいことにも、妹の家でも友人の家でいただいたご飯の美味しさも格別でした。すべて忘れていたのか、農家の努力の賜物なのか?
半世紀は多くのものを変えるのに充分な歳月なんですね。
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