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「先生、どうやって死んだらいいですか?」古本屋でみつけた山折哲雄氏対談

 我が家と逆に、80歳代でお元気でいらした奥様に「大腸がん」が見つかり、ご自身で手術を選択されたとは耳にしていました。姉さん女房だとは聞いていましたから。

 連れ合いのお酒のみ同士、長年の友人はコロナ前まで温泉付きマンションへ一人で車を飛ばして行ってはカラオケスナックで歌を唄ったり、気ままなリタイア生活を謳歌してらしたようです。

 私は「どうして奥さんと一緒に行ってないの?」と女性の立場から不思議でならなかったのです。まあね、適度に距離を保つメリットもあるにはあると思うことも。毎日我が家のように狭い空間で顔を突き合わせざるを得ない経験をしていると、羨ましくもありました。

 ただ、そのマンションはご夫婦で見に行って買われたらしいのです。奥さんの膝がその頃から痛みがあったそうなのです。「だったら温泉に浸かるのは膝のためにもいいでしょうに。一人でばっかり行ってるって、なんてことよ!」と私は他人事ながら、奥さんの身になってしまって家の中で怒っていたんです。

 毎日きちんとお料理を作って、食料品の買い物も一人で黙々とカートを引いて行ってらしたようでした。

 連れ合いの友人はいい車に一人で乗っていた様子で、それも「奥さんと一緒に車で買い物にいらしたらいいのに。」と私はお会いしたこともない奥様の気持ちを勝手におしはかってしまっていました。実際には奥様はどんな気持ちでいらしたかはわからないまま。

 数年前に「離婚する!」と騒ぎになったらしいのですが、お子さんたちが「いい年をして何を言ってるのよ。」となだめて一応収まったという話もきいていましたね。

 その奥様が「大腸がん」の手術が終わった様で、殆んど食べ物を摂れない状態が続いて点滴だけではねえ。「ガリガリに痩せてたよ。」と昨日連れ合いに電話がかかってきていました。そうですよねえ、食べられないのですから痩せますよねえ。

 今は退院されているようで、連れ合いの友人は実はお料理もできるんです。驚いたことに。ですから、いまは主夫業をやらざるを得ない状況ですもの。お料理ができてよかったと思います。どうして家でも料理をなさらなかったのかは、その家庭のことではありますが。「毎日、料理してるよ。」と電話口で、「おい、またスナックで飲んで歌おうぜ。」とおっしゃったようですが、「まだしばらくは奥さんの世話をしないといけないだろう。奥さんが回復されてきたらな。」と答えていましたわ。

 ガリガリに痩せられていては、体力も当然落ちているでしょうし。消化のいい流動食を少しづつ召し上がって体力をつけていかないと、暑い夏に向かうのですから。

 頼れるのは最後は夫婦しかいないでしょ。お子さんたちもそれぞれの生活があって、つきっきりでとはいかないのではと思うのですけれど。

 昨日買ってきた古本は、山折哲雄氏と伊藤比呂美さんの対談形式の内容で「先生!どうやって死んだらいいですか?」という題名でした。私の胸にぐっとくる題名だったのと価格でしたので、読んでみるかなと手にしました。2014年に文藝春秋社から発行されたものです。

 まさに、どうやって死ぬか?どうやって生きるか、とこの先切に迫ってきていることなので。他人事ではありません。

 いずれくるその日まで、どう生きるかを模索しながらの日々ですが、できるだけ楽しく、気分を自分でコントロールして、ときには小さな旅に出るのもよし。美味しい食事をいただくのも、映画を見るのも、音楽を愉しむもよしと。なるべく笑顔でいたいものだと願っています。

 笑う角には福来たる、粗食でも美味しくいただけば身につこうというものです。「空腹にまさる美味なし」名言ですね。

 連れ合いの友人の奥様が回復されますようにと願っています。

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