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「花火が見えるから来ない?」とメール 

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 40歳代に通った職業訓練校で一緒だった友人から、昨夜温かいメールが届きました。今日土曜日の夜のお誘いです。彼女のマンションから見えるのだとか。

 女性ばかり30人でしたか。年齢はそこそこばらつきはあったものの学生に返ったかのような6ヶ月でした。人間には相性というものがあるので、サラッと話はしてもそれ以上はない人、30年近く経っても年賀状を毎年送って来てくれる、今回の花火の彼女はベタベタした付き合いもなかったのにね。 

 毎年の年賀状には必ず気遣いの言葉や彼女の近況が添えられていました。

 電車に乗って行けば行けなくはないのですけれど。連れ合いの抗がん剤の副作用による痒い背中に軟膏を塗っている夕方の日課のこともあり、最近は夜の外出をしなくなっているせいか。若い頃も夜に遊びで外出などそもそもしたことがないのですけれどね。 

 デパートという仕事柄から、帰宅が夜の11時近くになっていたというだけです。早番・遅番が順番に回ってきて都内のデパートで遅番だと、夜半に帰宅ということに。

 そんなで十分に夜の電車で帰宅する経験をしすぎたこともあるのかも。でももう少し若かったですからねえ。どうしてあんなに仕事ができたのかしらと今では夢のように。

 花火見物を誘ってくれた彼女も新宿まで事務の仕事に通っていた時期があったと聞いたときは「あなた、よく通ったわね。」と驚いたものでしたっけ。 

 2年前にランチをしたときには「交通事故にあったのよ。うつ病にもなったし。満身創痍なの。」と言ってましたね。私より3歳ほど若いのに。

 昨日のメールには、「ボランテイアでホスピスで手足のアロマトリートメントをしてきたわ。やっと病院のボランテイアとしてホスピスにたどり着きました。」と。

 私の連れ合いが抗がん剤を服用していることも話していたのです。全く弱っていないがん患者ですけどね。これが弱られたら、私まで参ってしまいますからね。喧嘩しながら、まだ救われてます。弱っていく人、身内を見ていくのは誰でも精神的にめげそうになるのではと思いますので。こちらも年齢を重ねているわけですし。ろうそくの🔥がユラユラと細くなりつつあるのです。  

 連れ合いの様子を見ていない彼女は私のことを「よく病気のご主人と向かい合って、想像がつかないわ。」とメールで気遣ってくれるので、そんなでもないのよとメールで送ろうと思ってたら彼女は早い就寝のようで絵文字で「おやすみなさい」が届いてしまい!

 私も彼女の「ホスピスのボランテイア」の文言には瞬間的に反応していましたね。どう表現していいのやら?98歳の父からも以前「お前も覚悟をしておかんとな。」との言葉を、心配しての上での言葉ですが。

 決して仲の良い夫婦などではなかったのです。とはいえ50年。まさに「空気のごとく。いるのが普通。瞬間湯沸かし器のとんでもないやつ。人の痛みを知ってか知らずか。真逆の性格。」などと色々思いながらの日々を過ごしているわけでして。 

 誰にでも均等に訪れる花火の終焉の静けさ。私は痛いのが嫌なので、打ち上げ花火がシューーと落ちていくようにと願っていますけどね。

 きれいで、華やかな夏の風物詩の花火の話がちょっぴり湿っぽくなってしまいお許しあれ。 

 でもね、だからこそ花火の花が開くあの瞬間が素晴らしいのです。みんなで見上げては魅了されるの、いいですねえ。隅田川の花火大会の混雑は勘弁してもらいたいなとテレビを見て呆れていましたけれど。

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