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「郷に入れば郷に」で生きた50年

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 たかだか狭い日本の国土で、関西だの関東だなぞ何ら違いがあろうか。と思って暮らしてきたわけではありません。

 そんなことを考える余裕がなかったというだけのことでした。初めての関東の地・熊谷では関西で使っていた言葉を訂正された22歳のとき「さつま揚げと言うんです。天ぷらじゃないです。」と。

 「なんだ、そんなことか。」と今なら笑えますけれど。半世紀前の22歳はおぼこだったんですね。

 今も私には「熊谷なまり」が染みついているように思うときがあります。ふと口から出る口調に自分で苦笑いすることがあるのです。幼子が知らず知らずのうちに身に付いたような熊谷弁。からっ風の寒さ、夏の暑さを4回味わったのですから、その経験は懐かしくもあり、涙の味でしょっぱくもあります。

 1歳の元気な娘と2年後に生まれた病気がちだった息子をおんぶして自転車で田んぼの中の道を走って買い物に行っていた地を訪ねてみたいと思うことがあります。

 旅に出た折に新幹線で通り過ぎる熊谷駅。一瞬よぎる思い出とともに走り去ります。

 大宮駅もしかり。

 「関西弁が残っていないですね。」と言われます。ですが、イントネーションは直っていないのです。関西人とはなぞと自分で考えたとてわかるはずもないですけれど、関東の地で生まれ育った人からは「関西の人って~」と聴くことも。

 「そうなんですかねえ。」と笑いながら「狭いようでも日本も広いですよ。一度関東を出てごらんになればいかがですか。」と胸のうちで応えている私です。

 今や世界に渡る人も多い時代になっています。私の英語学習は遅々として進歩せず、Japanese English でも何でもいいから少しは話せるようになりたいと思う日々。 

 今日も間違いを繰り返しながら、英語の勉強をしましょうか。関西弁とのバイリンガル卒業を目指して!

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