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「鬼平犯科帳」を見て脚力を思う。

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 再放送なのは分かっていても、中村吉右衛門さんの粋な江戸弁と吉右衛門さんが演じる鬼平の温かさに見入ってしまいます。 

 録画しておいて見たい時に見ているのですが、昨日気づいたんです。当たり前のことにね。元盗賊の今は鬼平の情に触れて「犬」となって命をかけている面々。川崎から戻った「犬」である「小房の粂八」に「悪いが今すぐ川崎に戻ってくれるか。」と鬼平が頼むシーン。

 何回も鬼平のシリーズを見ているので、もちろん「江戸時代のひとは歩くんだよね。歩くか、ぜいたくに「カゴ」に乗るかしか移動手段がなかったんだから。」と話してはいましたが。昨日は「えっ、今川崎から東京に急いで歩いて戻ってきたばかりなのに、川崎に戻れって❢」とふいに「どんなにか疲れているだろうに。」と。

 先月下旬に40歳代後半にかかってきた娘と50歳代の婿殿の二人が朝から夕方まで38キロを歩くイベントに参加した話を聴いたばかりでした。昨年も参加したらしいのですが、お天気に恵まれず体調がよくなくて途中リタイアしたと言っていました。

 中学生からバスケットボール、柔道、山歩きと大学までスポーツを続けていて、今もスキーが好きで冬の間に一度は行っているとか。夏はスキューバダイビングにと、運動音痴の私の子供とは思えない体育会系の娘です。その娘が今年の38キロを歩いた最後のほうは足が痛くてたまらなかったと話していました。それを聴いたばかりだったからなのかもしれないですね。

 娘は家のお風呂に二度入って足を揉むことを繰り返し、筋肉をほぐして翌日は大丈夫だったわと言っていました。

 川崎と江戸を徒歩であるき通すその脚力を昔の日本人は持っていたんだと、感嘆の思いで自分の軟弱さを思い知らされました。白いご飯のおにぎりに梅干し程度の食事でです。

 そんな環境に置かれたらそうなるのかもしれないですが、それにしてもその江戸時代から1000年も経ったわけでもない現在、なんという脚力の低下でしょうか。

 電車、新幹線、車と移動手段は飛躍的に進化しました。江戸時代の人は今なら「アスリート」ですね。

 人間は進化しながら、同時に退化もしているという現実。電車もなにもかも電気がなければ止まってしまいます。その時、歩かなければどこにもいけません。10年前の「東北大震災」の時を思い返すとまさにその危機に遭遇したのです。東京の会社で地震に遭遇した娘は会社の椅子で夜を過ごして朝になり、なんとか動き始めた電車で途中まで帰ってくると言うので車でその駅まで迎えに行きました。

 車からは多くの歩いている人たちを見ました。娘の会社でも慌てた人たちが非常階段を降りようとして、捻挫をしたりといろんな支障があったようでした。

 「東北大震災」から10年。何事もなかったかのような日々を過ごしていますが、しかたないのでしょうね。いつも常に「危機」に対応できるようにと身構えては暮らせないので。

 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のも必要なのだとはおもいつつ、「小房の粂八」の脚力を今の普通の日本人は取り戻せないまでもやはり歩くという移動手段の大切さをこの歳にして、いいえこの歳だからでしょうね。しみじみ考えさせられた「鬼平犯科帳」でした❣

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