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イスラエルの海にクラゲ!なんとクラゲ研究が凄いですよ❣

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 報道の映像は空からイスラエルの海を撮っていましたが、白いクラゲが青い海を覆い尽くしている凄まじいものでした。

 海水温が高くなるとクラゲが増えるんだとか。すでに1980年代から海岸に大量に押し寄せ始めたそうです。海水浴に来ている人も刺されているようですし、発電所や海水淡水化プラントに入り込んでつまる被害もでているとのことです。

 日本ではお盆を過ぎると海水浴場でクラゲが発生して、刺されると聞いたことがありましたけどね。それって、海水温が高くなってという話だったんでしょうか?

 青い海をクラゲが大群でゆらゆらしているのが人間の生活に悪影響を及ぼすことを、クラゲが知ってやっているはずもないのですが。

 フランスや欧州で40度だとか、いいえもっと高い温度上昇が毎年のように報道されていますので。一度だけ前に世界のニュースで見たのですが、400年前の建物ですとかに住んでおられる欧州のこと。エアコンを設置できないために窓を開けて機械のホースをつないで部屋の温度を下げる工夫をされていた様子を報道していました。どんな手段で室温が下げられるのかはよくわからなかったのですけど。

 駐車場も作れないので路上にずらりと車が並んでとめてある光景には、どうやってこの車の列から出たり入ったりされるのかと思ったものでしたが。

 エレベーターもない古い由緒ある建物を階段を登って、大事に使って暮しておられるのには感心していましたけど。こんな猛暑は予想出来ないことでしたでしょう。

 数年前にはイスラエルの企業がクラゲからパンパースのような吸収素材を作ろうと思いついたとの報道を見ました。イスラエルの企業Cine’al Ltdが「hidromash」と呼ばれる、クラゲから作る吸収素材を開発しているんだそうです。

 ここで俄然興味が湧いてきました。今現在どうなっているのか気になったのです。で、検索してみました❣

 なんと、「Gojellyプロジェクト」が進んでいるではないですか?!2018年、EU のHorizon リサーチイノベーションプログラムから4年間で600万ユーロ(7,7億円)の資金提供を受けて、クラゲの有効活用の研究が各国で進んでいます。

 今年2022年3月、9カ国16の組織から技術開発、ビジネスアナリスト、業業関係者、自然化学者、社会科学者、研究機関らが参加していますね。

 ドイツのキールのOceanBASIS gmbhは、海洋研究機関GEOMARに所属するフィリップ・サッスルは「クラゲには2%のタンパク質があり、その半分がコラーゲン(女性が喉から手が出るほど欲しいコラーゲンです)」だと。化粧品に利用出来るのではないか、皮膚の創傷治癒に役立つのではと期待も。で、化粧品を作ってらっしゃるようで、化粧品の映像がありました。

 また別にドイツの企業ではでは肥料として使えるのではないかと。ただ含まれる塩分がをどうするかが課題のようです。

 イタリアのアントネラ・レオーネ博士は食用に使えないかと研究中のようです。

 前述のイスラエルの「hidromash」のCine’s Ltd は頑張っているようです。30日以内に生分解出来る紙おむつ(名称はわからないですが)のメリットは大きいですよね。従来のパンパースがゴミの山になるのとは大きく違います。ゴミ焼却炉の負担が減ること、間違いなしです。完成することを願います。

 イスラエルでは今問題の海洋プラスチック、マイクロプラスチックをクラゲの成分を使って覆いくるんでしまえないかとの研究も。マイクロプラスチックの問題もすでに人の体に入り込んできている緊急事態になっています。植物にあげている水にまで当然マイクロプラスチックが含まれて、その植物を食べる人の健康に大きく影響しているでしょうから。

 マイクロプラスチック問題がここまで大きくなってから、手を打たなければならないというのもねえ。一人ひとりがプラスチックゴミをポイ捨てする行為から、もしくは故意に「海は広いなあ。」だから捨ててしまえ!なのか、波にさらわれたのか?どちらにしても今や大問題です。

 日本の横浜市の「海月研究所」(初めて知りましたけどね!)は生コラーゲン「Jelli Collagen」の発見、抽出に成功して化粧品を販売されているとか。

 クラゲのコラーゲンは「原始のコラーゲン」だと。ただ困っているのではなく、これだけの研究がされているのを知って、まして「原始のコラーゲン」なんて魅力的な響きじゃないですかねえ❣

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