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ネマニャのヴァイオリンによる「シンドラーのリスト」が沁みました。

Clouds Seen from Endeavour Ferried By SCA (jsc2012e216967)
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 以前「題名のない音楽会」に出演されて演奏されたのを録画して残していました。昨日久しぶりに聴いたのです。生で聴いたことがなくて。

 ネマニャ・ラドゥロヴィッチ、1985年セルビア生まれの彼は14歳まで戦禍の旧ユーゴスラビア(現在のセルビア)で育ち、パリに渡ったとのことでした。  

 今朝5時前に何故か目が覚めて。昨夜早く寝たわけでもないのに。先程、ネマニャのオフィシャルサイトを初めて開いてみました。

 今年9月に来日されていたんだと知りまして。残念なことをしました(T_T)

 やはりコロナパンデミックで世界中で演奏ができなかったと彼。ヘアースタイルがストレートヘアに変わっていて、男性もイメージが変わるのは女性と同じですね。

 チリチリパーマのロングヘアにレザーの細身のパンツといういでたちでしたから。「題名のない音楽会」に出演時はね。

 14歳という多感な年齢まで、戦時下のセルビアというのは私には想像も出来ない体験をされているということです。

 以前の来日時はまだウクライナ侵攻もなく、ましてやイスラエルとパレスチナの現在の悲しみもないときでした。

 音楽はどんな楽器であっても、彼の彼女のすべてを表現しているのだろうと思うのです。彼は「私はミュージシャンだ。」とも語っていましたね。ロックもダンスも好きだと。 

NATO から砲撃を受ける中での暮らしを振り返り「音楽が生きる力でした。」とも。

 次に来日される時には必ず聴きに行きたいと強く思いました。そのためには平和でありますようにと、祈るしかありません。

 新作の「roots」をユーチューブで少し聴けました。彼のルーツにはインドや、ギリシャ、イタリア等があるとのこと。世界の民族音楽を取り入れたアルバムで、日本の「竹田の子守唄」も入っているようです。

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