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口唇ヘルペスウイルスの生存本能を知って!

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子供の頃から発熱しては口唇ヘルペスができていました。水分を含んだデキモノが唇の上部にできて、広がっていくのでした。ひどいときは鼻腔内を塞ぐようにできたこともありました。そのデキモノの中にヘルペスウイルスが存在しているそうで、デキモノが潰れるとウイルスがまた侵食していくという悪循環です。

最近、「ウイルスは頭がいいんです。住み着いている人間の体が危ないと察知すると、その人間の体から脱出しようとするのです。ウイルス研究をしている人間より頭がいいんです。」と研究者の言葉をテレビのドキュメンタリー番組で聞きました。

私が悩まされていた口唇ヘルペス。そのヘルペスウイルスが私の発熱後に私の体から脱出しようと試みていたことを初めて知りました。

70歳にして知る驚きと、知る面白さ❣

思春期までよくできて悩みの種でした。大人になってもできてはいましたが、塗り薬と飲み薬が研究の結果病院で出していただけるようになって助けてもらえました。中学校の卒業旅行のときもできていてイヤだった口唇ヘルペス。「なんで?こんなのができるの?」とただ恨めしく思っていたものの実態が今わかって、ウイルスの生存本能に感心しています。

そうなんです。私の人生、コロナウイルス以前からウイルスと付き合っていたのです。

ウイルスは人間の誕生以前から存在しているだけに、生き残るための本能がすこぶる凄い生物なんだと思い知らされもしました。コロナウイルスで余計にね。

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