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鯨ステーキ

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 こどもの頃のステーキといえば、鯨の赤み肉をしょうが醤油に漬け込んで焼いたものでした。

田舎の山あいの町では、新鮮な魚もなくて、いつも魚は干物でした。

もちろんスーパーはなく、野菜、魚の干物、練り物等を置いているお店が1軒だけ。でも、鯨肉や「おばけ」は売ってました。

お菓子はすぐ隣に、駄菓子屋さんがあって、よく小銭を握ってえびせんや、爪楊枝でプチッと刺すとツルンと出てくる甘いまん丸な羊かんが好きでした。わらび餅は、別格でしたよ。おっちゃんが売りにきてくれないと、食べられないから。

さて、鯨肉のステーキ。その後数年たって牛肉のステーキを(高級レストランで食べるようなステーキではないですが。)食べたとき、鯨肉のステーキのほうが美味しいと思ったのを覚えています。

食べなれた味だったからなのか?今となっては、鯨肉のステーキが「まぼろし」になってしまったので、確かめるすべがなくなってしまいました。

昭和30年代、鯨は食卓によくあがっていました。

冬、酒かすを煮溶かして作るかす汁。火鉢しかない寒い冬には、身体をあっためてくれて美味しい。大根、ニンジン、こんにゃく、油揚げ、青ネギ、そこに鯨の脂の部分(コロといったか?さすがに遠い記憶で。違ってるかな?)を入れてましたね。

私は、なぜか鯨の脂は好きじゃなかったけど、、

夏には、決まって父が瓶ビール1本。今でいうラガーですね。

つまみが、鯨(呼び名が「おばけ」でした。いまだに なんで「おばけ」?わからないままです。)

プリプリとした、薄い黒い皮としろい身?のを和からしに少しお酢を混ぜたタレにつけて食べて、ビールを美味しそうに飲んでいたのが、夏の定番でした。

私は、なんか名前が「おばけ」だからじゃなく、食べませんでした。食べたいと思わなかったので。

鯨は赤み肉のステーキが一番!

もりもり食べていました!庶民の味方だった、鯨。

いとおしく、懐かしい鯨さん。

時代は変わり、捕鯨禁止になるとは?!

そうそう、鯨の赤み肉の甘辛煮込み缶詰もあったのを、今思い出しました。

鯨さん、お世話になりました!ありがとう!

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