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抗がん剤「薬と毒」は背中合わせの結果

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 抗がん剤の副作用で全身に痒みが出てき始めて1年以上になります。腎臓を一つ摘出したのが4年前の9月。肺に異常あり、要精密検査の封書が届いてすぐのことでした。 

 市の肺のレントゲンで判明したのでしたが、実は腎臓がんから肺への遠隔転移だと知らされて。2度の衝撃でした。

 紹介状で行った大学病院の泌尿器科の若い医師が「早くしますから。」と急いでくださって取り出された腎臓には直径5センチの大きな腫瘍が。

 それから肺に転移している小さながん細胞を消滅させるための抗がん剤投与が始まったのです。私が見せられた肺がんはボールペンの先でチョンチョンとつけた程度の点が少し。

 4年間抗がん剤の投与がされても、その点々は消えもせず、かといって大きくなりもしないまま。他に転移も認められませんとCT検査の結果。

 それでいて、全身に痒みが出るという副作用で肌はボロボロになってきています。

 最初の抗がん剤「スーテント」は発熱、味覚障害、食欲減退の症状が直ぐに強く出て、再入院となりました。血液検査の結果では多くの数値が悪化していたと医師から聞きました。コロナ禍に突入する前の秋でした。

 医師の判断で「オプジーボ」に変更されて今年の春まで通院で点滴投与を受けていました。

 気がつくと、1年以上前から足をボリボリ掻いていたのですが。連れ合い本人も私も抗がん剤の副作用だとはわからないまま。だんだん痒みが広がって来て初めて副作用だと気づいたのです。同じ大学病院の皮膚科で保湿剤と痒み止めの軟膏が出されるようになって、私が背中に軟膏を塗る毎日でした。

 その背中に出てくる症状が日々変わるのです。一部の赤みの様子が目に見えて違うところは「水虫」だと皮膚科で診断されたとチューブ入りの塗り薬をプラスされて。

 昨日お尻の辺りの真っ赤な痒みは「水虫菌」によるものだと医師に言われたと、今までも出されていた水虫用のチューブに入った軟膏をもって帰ってきました。

 昨夕からお尻に塗るのが私の役目になったので、改めて見ることに。まさに背中に出ていた症状と同じでしたのである意味納得もしましたけれど。

 連れ合いは一人で病院に行くと、言われたままで質問するということがまずないのです。

 私は疑問が生じると、尋ねるのですけれど。先ほど、病院に電話をしまして、疑問点をお聞きしました。

 「石鹸できれいに洗ってから、塗るようにと言われた。」と連れ合い。じゃ、その石鹸はどんなのでもいいのか?水虫菌ならば入浴を私より先にする連れ合いの水虫菌は、私に感染しないのか?の2点を皮膚科の看護師に聞きました。まず石鹸は泡でそおっと洗うように、入浴は私が先に入るべしとの答えでした。

 夫婦二人して、「痒い!痒い!」となってしまっては困りますし、お互いに疲れますので避けられることは避けた方がいいと思いましたわ。今のところ、私には連れ合いより免疫力はありそうですけど、わかりませんからね。

 今は近くの歯科医に行っているので、帰宅したら連れ合いに伝えるしかありません。

 結婚して50年、連れ合いが家にいるときは常に夏も冬も夕食前にお風呂に入る連れ合いです。冬は冷えるので私は早く入浴するのは好まないのですが、これも仕方なく変えるしかないようです。困ったことです。私にとっても。

 弱り切った肌は細菌に浸食されていくのだなと、改めて人間の身体はTOTALで見ないといけないものなのだと実感した次第です。

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