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若い女性美容師さんとの会話から

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 一人で頑張っている美容師の女性に髪をカットしてもらいながら、話していると彼女も徐々に警戒心をほどいてくれたようでした。

 2度目の「刈り上げカット」に行ったのです。最初より一段バリカンの目を小さくしてもらおうと彼女にお願いしました。もっと「メンズ」っぽくなりますよ!と彼女。

 最初の刈り上げカットは娘からも「そんなに刈り上げって感じじゃないわよ。」とそれなりに良い反応でしたので。再度チャレンジをとお願いしたのですが、数回念を押されて「こんなはずじゃなかったわ!」と言うお客さんもいましたのでと彼女。

 「えっ、そんなこと言うお客さんがいるの?」と私。

 「いますよ。この間は”あなた、疲れた顔してるわね”とお客さんに言われて”すみません”と謝りました。」ですって。接客業でもあり、技術も問われる職業です。神経を使いながら、要望にこたえるべく施術をしていくのは大変なことなのねと。私の経験したことのないお仕事なので「手に職」があっていいわねえと思っていたのですが。

 この暑かった夏です。若くても一人で時間刻みに顧客の髪の毛を要望通りに整えていくのです。疲れもたまったことでしょう。「あなた、疲れた顔ねえ。」と顧客に言われたらドキッとしたでしょうね。

 思わず「疲れるわよねえ、暑い日が続いていたしねえ。」と言葉が出ていました。

 若い彼女の働く日々に思いをはせる時間になりました。

 「ありがとう!すっきりしたわ(^.^)」と感謝を伝えて、美容室を後に。

 働くすべての女性、男性にも「毎日お疲れ様です!」と申し上げます。

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