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連れ合いの10年前の血尿の話

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 10年程前に久しぶりに帰省した息子の「親父は僕がこどもの頃、僕とキャッチボールをしてないよね。」の言葉にうながされるように軽くキャッチボールをしたんです、息子とね。そうして連れ合いがトイレで小用をしたとき、血尿がでたんだそうです。「俺もキャッチボールをしたくらいで血尿がでるかな?」と、私に言ったのですが。私もその時、どうしてか血尿という言葉に「病院で言って診てもらえば?」とも言わずにすぎてしまったのです。血尿はそのときに一度だけだったのも、今にして思うと悔やまれるのです。

 連れ合いの腎臓がんは切除した直後、私が手術室に呼ばれて担当医師がトレイに乗った生々しい腎臓を目の前に置かれました。結構大きな腎臓を初めて見た私は「先生、これが腎臓です?先生の手術前のお話だと握りこぶしくらいの大きさだと。大きいですね!」と私。実際握りこぶしなんてものじゃなくて、肝臓も見たことはないのですが一瞬肝臓じゃないの?となぜかおもったほど大きかったですね。医師も「大きいですね。」との返事でした。その腎臓ににメスが入っていて、医師が「この部分が腫瘍です。」と直径5センチは十分ある大きな腫瘍でした。

 ここまで大きくなるには10年はかかっただろうと推測されるので(素人にでも)あの10年前の血尿が出た時に診てもらっていれば、腎臓を摘出しなくて済んだだろうにと後悔先に立たずの思いでいっぱいになります。それも大学病院の血液内科に定期的に通院していたのに、です。

 2日前に連れ合いが知人と電話で話していたときに、その知人は前立腺がんにかかっていらして放射線治療を数年前から受けていらしたのです。その知人に担当医師が「大腸も近い部位だから検査をしておきましょう。」とおっしゃったのを断って、1年後に血便が出て慌てて検査の結果・大腸がんだったため急遽手術で今は人工肛門になっておられるとのことでした。私もまさかと、連れ合いから聞いて驚きまして、人間の内臓から出血するというのはたいへんな危険信号なんだと連れ合いのこととも重なりました。

 どうして血尿という危険信号を軽く考えてしまったのでしょう。ほんとうに元気印の(血液内科にかかるようになった検査入院も、かかりつけ医が家に電話をかけてこられて「こんな血液の数値では立っているのも大変なぐらいの数値だ!すぐ紹介状を書くから大学病院に行くように。」と。でも本人は車を運転したり普通に生活していましたので。)人だったので、病気と結びつかなかったとしか思えないのです。かかりつけ医いわく凄い貧血状態だったのです。

 内臓からの出血はくれぐれも「危険信号」だとすぐに病院で診察してもらうようになさってくださいね!皆様!

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