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集合住宅の便利さと、背中合わせの孤独

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集合住宅に暮らすようになって数十年。

数百世帯が暮らしていても、いったい何人の方と顔を合わすでしょうか。

廊下を歩くとき、エレベーターに乗る際、玄関ホールで郵便受けからMailやチラシを取り出すなどで顔を会わす方はそんなに多くはありません。

高齢化の波が押し寄せてきているのは疑いようもなく、「独居老人」も知らないうちに増えているようです。「個人情報保護法」の影響で「訃報」のお知らせもとっくにされなくなっています。

どなたが「おひとり様」かわからないまま、たまに風にのって「あの方はお一人になられたみたい。」と聞こえてくる程度です。

それでいて「高齢化が進んでいるので、お住まいの上下や近辺の異変に注意するようにしてください。」との声をあがってきます。それは必要なことだと思っているのですけれど。

個人情報は確かに大事なことですが、それゆえに今や個人情報が売り買いされて詐欺や良くない方向で利用されているのも事実ではないでしょうか。

昨日も階段をトントンと上がれば行けるお一人暮らしと思われるお宅へ、私的ではない用事で伺うことになったのです。もう数十年お顔を見ることもなくなっていたシニアの女性。(私もシニアなんですけどね(^-^;

インターホン越しに数日前にお声を聞いたときは大変弱弱しくで、驚きもし、心配にもなりました。

玄関のドアを開けていただいてお話をさせていただくと、案じていたよりお元気で次から次にお話をされました。昔の話やら、病気のこと、お薬が多いとか、お子さんたちが訪ねてこられては生活の手助けをされていることなど。

私のことも覚えてくださっていて、時には笑ったりと玄関先で立ち話に花が咲きました。ただ、ご病気をいろいろ持ってらっしゃるので、お疲れになるだろうと潮時を見計らって おいとま致しましたけどね。

昼間お一人だけなので、会話を楽しむことができないでいらっしゃるのを痛感した次第です。

もちろん介護時代ではありますが、介護までいかなくとも「よもやま話」をすることも脳を活性化させるでしょうし、気分も明るくなりますよね。大事なことだと実感しながら、集合住宅の厚い玄関ドアが立ちはだかるのも事実なのです。 

さて。。。

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