「蕎麦」は日本だけのものではないようですね。フランスの旅もののテレビを見ていたら、そば粉のクレープを焼いていました。そうなんだ!蕎麦って日本独特のものかと思っていたので「ふ〜ん。そば粉のクレープねえ。」と妙に感心したのを覚えています。
私は関西出身だからかどちらかと言えば「うどん」に馴染みがあるのですが、連れ合いは「蕎麦」が好きなようです。血圧を下げる効用があるのも好きな大きな理由かもしれません。
子供のころは「うどん」しか食べていませんでしたから。お蕎麦を食べた記憶がないのです。
蕎麦と言っても乾麺です。スーパーでいろんな蕎麦の乾麺を手にとって見ていると、「蕎麦」国内製造との記載が多いです。1袋300円前後の「蕎麦」はね。昨日行ったスーパーで1袋500円以上する「蕎麦粉100%(国産北海道産)」だけでした。国産蕎麦粉は。
一体どこで生産された蕎麦粉なのでしょうか?素朴な疑問が湧いてきます。蕎麦、小麦粉に限らず、「国産」を見つけることが難しくなっているなあと、まぎらわしい「国内製造」の表現に戸惑ってしまう最近です。微妙な表現だなあとね。
たまに食べるのであれば私には高いなとは思っても、「国産蕎麦粉」の蕎麦を買いたいなあ、まだある内にと(その内に国産蕎麦が出回らなくなるのではと)危機感とともに思ってしまうくらいです。
小麦粉もしかりです。食パンの材料を買いに行くお店には北海道産の小麦粉が並んでいます。粉ものも当然賞味期限があるので、やたら買ってきても焦ってしまいますし。今も賞味期限を確認しながら食パンを焼いています。(機械が焼いてくれるので、私は材料を入れるだけですけれど)
全粒粉の小麦粉のパンを焼きたくて、先日も全粒粉と強力粉を半分ずつ入れて焼きました。強力粉だけのほうがふっくらと焼けますが、全粒粉を混ぜると半分くらいにしか膨らみません。でも、玄米と同じで体にはいいかなと思って自己満足しています。
インスタ映えとかと馴染みがない私はつい写真を撮ることを忘れてしまうのです。がスーパーでパンを買うことはなくなりました。
蕎麦の袋の原料の組成に目を落とすと、蕎麦に限らず他の加工品も同じですが、思わず首をかしげてしまうことが多くなっている気がします。
大福餅でも昔ながらの翌日には固くなるお餅では流通販売できないのが今の現状なんですよね。車があった頃に群馬県のペンションに行く途中に必ず立ち寄っていた「子持ちの駅」という「道の駅」で地元の方が手作りされたお餅を買っていました。翌日には固くなるのが嬉しかったです。「昔のお餅だね!」と昔の人間である私ならではの反応ですよね^_^
いろんな添加物が開発されて、市場で賞味期限をそれなりに伸ばすためには今や必需品にならざるを得ないのでしょう
安心、安全な食べ物を手にするのはとてもシンプルなことだと思うのは私が昭和をひきずっているからですかねえ。
いつまでも固くならないお餅はおかしいと思い続けるでしょうね、私はね。
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