数十年前、アメリカではテレビで商品をいろいろと販売するチャンネルが数多あると聞いて「へえ、そんなテレビ番組があるんや。」と驚いていたものでした。
眠れない夜にテレビをつけると、画面いっぱいに美しい宝石やファッションに化粧品が~。「しわにはこの化粧品を!」とまるで湧いてくるかのように次から次と出てきます。
あら、気になるしわにはあれも、これもつけないとなん?そんなにつけようがないやんね。
「もうこんな価格で出ることはありません。」と販売する方の声に力がはいってます。
確かにそうなんかもしれへんなあ。ほら、もうつられてるわ。
日本の真珠を海外のバイヤーが買いあさっているとか。ホンマかなあ?私は真珠屋さんのテナントで真珠を販売したこともあるんやけど。あの頃より高いんやろねえ。この物価高やから。
家にいて「ふ~ん、こんな値段なんやねえ」と今ではインターネットもある時代やし。
金もプラチナも右肩上がりみたいやし。円安は進んでるし。日本の力の測りやもんねえ。私がデパートで働いていた時、円が100円を切ったこともあったちゅうのに(+_+)
いろんな宝石も鉱山が閉鎖されているんですと、画面のなかの人が言い続けてはるから、そうなんやと引っ張りこまれそうになる。せやけど、こないだそう言うてはったのに、また出てるやん、この石。
昔「ブラッド・ダイヤモンド」という映画をテレビで見た時のラストは忘れられへんわ。
まあね、かのクレオパトラもキレイな石の耳飾りや首飾りをつけてはったみたいやから、みんなきれいなものは欲しくなるもんやと相場が決まっとるんやねえ。
でもね、「終活」をして多くの物を捨ててから欲も一緒に捨てたような気分に。やっぱり少し枯れてきてるんやろか。
ただオシャレをする気持ち(家にあるものの色柄の組み合わせ、バランスはぞんざいにしないようにとは思っていますけどね)私なりの美意識は持っていたいと、ね。
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