母は10年前に亡くなりましたが、晩年よく言っていました。「おとうさんは夏に冬物、冬に夏物を着てしまって困るんや。わからへんのやなあ。」と。
今我が家でも同じことがあって、肌着は色で区別をしておかないと夏にヒートテックを着てしまうことがあったのです。
今朝、元同僚の方からのお誘いで「たけのこ掘り」にでかけましたが、どうも冬用の裏起毛のジーパンをはいているようなのです。「どうして冬用のジーパンをはいているの?」と聴くと、ムッとした口調で「どうでもいいだろう💢」ですって。怒っている意味は不明でしたわ。
ものを大事にするのは良いことなのですが、冬よう以外のジーパンは若者向けの「ダメージジーンズ」状態になるまで履き続けるので半ば呆れ、半ば感心しています。
お酒や食べ物にはすこぶる貪欲なのですが、衣類には関心がなさすぎて。
お洒落でなくてもいいのですが、夏には涼しく着てほしいですし、冬は暖かく着ないと体調に影響しますので。
いまは抗がん剤の副作用で体中が痒みで赤くなっているので、綿100%素材を探してきて着てもらっています。(意外と綿100%素材の衣類が少なくなっていることに気づきました。ポリエステルやポリウレタンが混ざっているのが多いですね。)皮膚科のかかりつけ医からの指示ですし。痛ましいほどの肌には綿素材が一番やさしいようです。
そんな状態なのでヒートテック肌着を捨てようとしたら「捨てなくていいんだ!」と声を荒らげて言うのですが、たぶん今の状態のままいくのではないかと私は想像しているので引き出しにしまっていても出番はこないのではないかなと。
老化と病気のもたらす血流の滞りがあるようで、妙に「寒い!」を連発するようになってきていますので、感覚に変化が起きているのかもしれません。
「もったいない」精神をすこぶる持ち合わせている連れ合いなので、見習う面も多いのですが。頑なな部分が増えてきているような気もします。私が仮に先に逝ったら、どうしますかねえ?と思うことはあります。
夏にヒートテックは恐怖でしかないですわ。
今の若い男性はお洒落なので、自分で衣類を購入しているでしょうから心配はないと思いますが。高齢者でお洒落に関心がない人は少々不安要素が残ります。
昔、家庭科の授業で食品の栄養素や縫い物など暮らしの基本を学びましたが必要なことだと痛感しますわ。ボタン1つ縫い付けたりする作業はできたほうがいいですものね。男性であってもね。
男は外で、女は家の中でという時代は過ぎて自分の見の周りのことはできたほうが自身の身を助けることになりますから。
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