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「緩和ケア」の話

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昨日は連れ合いが医師から「ご家族にきてもらってください。」と言われていた日でした。

腎臓ガンから肺がんへの遠隔転移を発見していただいてから、もう7年目に入り、医師の言葉の内容はほぼ察しはついていましたが。

とはいえ、落ち着かない日々を過ごしていました。

私のウイークポイントのへそ曲がりの大腸はてきめんに反応していましたねぇ。

胃腸科の医師いわく「腸はセンシティブな内臓ですので。」 つくづくその通りだわと。

さて、想像どおりに医師は「もう抗がん剤は止めて、緩和ケアになるということで。腎臓ガンが判明して、腎臓一つを切除してから肺がんの治療をしていたわけですが、意外にも進行がゆっくりで。ですが、ここへきて肺に水が溜まってきているので。」と。

先行き医師の往診を頼むのか、入院する方が良いのか等も相談に応じますので、とも。

終末期に入ったとの説明に、「よく頑張っているよね。もともとの体力と、気力の賜物だわ。」と思いつつ、私が弱ってはいられないとの気持ちも同時に~

病院の待合室で待った時間はいつも長くて、それだけでも疲れたのですが、連れ合いは3連休の土曜日ならではの乗り換え駅の雑踏にもW で疲れたようでした。

もう駅の階段は登れないと、エスカレーターを探して。

旅に出るご様子の方がたと、人生の初冬に差し掛かった私たちと、エネルギーに満ちた若い人たちの弾む声が響き。

まるで映画のワンシーンを見ているかのように思えるのが、不思議でした。

「時は金なり」お金では買えないささやかな日々の暮らしを味わっていきたいものだと歩みを進めて、家路に。

今、窓際の椅子でいつものようにうたた寝をしている連れ合いと、窓の外にはライトグレーの雲が浮かぶ空が。

ひざ掛けが必要なようです。

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ABOUT ME
audreyh0504
自己紹介 もうすぐ73歳に 関西から半世紀以上前に関東へ 連れ合いが突然関東への転勤を命じられ 埼玉県や都内に住んで 今は千葉県 子ども二人はは関東育ち 関西弁は当然のこと関東弁は仕事がらですが いまだイントネーションは直りません

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