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「足を靴に合わせるんです」わらじを履いていた日本

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私は25センチか、靴の木型によっては25.5センチの足です。

40歳代で生命保険の外交員として働いていたころは24.5センチでした。でも、親指の横の指が突出して長くて、ハンマー指(関節のところで曲がっている状態)になってはいました。デパートの販売員で立ち続ける仕事になって、靴が痛いとキツイので靴探しをしていましたね。

太る、痩せるで足の大きさも変わります。靴に足を詰め込まなくなると、足は伸び伸びするんですかね。大きくなったようで、ますます靴探しが大変な今です。

ただ振り返ると、20歳で九州への新婚旅行のときに履いたのがヒールが5センチもあるエナメルのパンプスでした。一度も履きならしたこともないままでしたので、足が痛くて痛くて、かかとを踏んづけて歩かないと歩けず。帰ってきて靴は捨てたんですから、靴探しに長い年月をかけているんですねえ。

地面を踏みしめて、自分の体重を二つの足に全てかけて歩くための靴。

スニーカーを見に行ったABCマートの男性販売員さんは「足を靴にならしていくんですよ。」と。

私もかってはならしていこうと努力した時期はありました。ですが、あまりの辛さに都内まで行ったものの靴屋さんに飛び込んで靴を購入して履き替えた経験が2度あります。

足が快適で、なおかつTOTALコーディネートを心がけていた私は靴のフォルムも洋服のイメージと合うのを履きたいと思っていたんです。

「お客様のの足はインポートの靴が合うと思います」と言われて、インポートものも履きました。足の指も長くて、甲高ではない肉のついていない平たい足なのですが、インポートの靴でも合いませんでしたね。

日本人は下駄や草履での暮らしが長いとはいえ、私は子どものころから靴になっていたんですけどね。 

隣の市のオーダー靴の店を調べて、セミオーダーで山羊皮で3足作っていただいたこともありました。さすがに痛い思いはせずに愛用しました。ドイツで「シューフィッター」の資格も取られたジェントルマンの靴屋さんのお話を聞かせていただきました。医療用の靴も作っていらっしゃる方でしたね。

「今の若い女の子の足はこんにゃく足なんですよ。だから、どんな靴でも入ってしまうんです。」と聞いて驚いたものでした。

私は「骨ががっちりと見える足」なのを恨めしく思ったものです。

日本では「足を靴にならしていくんです。」といつまで言われるのでしょうね。 

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