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97歳のお父ちゃんの秘密^_^

river between brown leafed trees during daytime
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先日父と電話で話していて、食べ物の話になったとき「わしはなあ、こどもの頃から酒粕が好きでなあ。親に隠れておやつみたいに食べよったんや。今でも好きでなあ。スーパーに買い物に連れて行ってもろたときに、酒粕を買うんや。」と。

へえ!私は酒粕は料理の「粕汁(大根、人参、薄揚げ、豚肉などを煮て少し味噌を入れて、かつおだしで味付け。板状になっている酒粕をちぎって入れて煮て完成。青ネギの小口切りをかけていただくのです。寒い冬の体が温まるごちそうです。説明が長くなりましたけど。)は好きやったけどなあ。」と。酒粕をそのまま食べようと思ったことが一度もなかったものですから。

「せやから、お父ちゃん。お酒が強うなったん違う?子供の時から酒粕を隠れて食べてたからやわ。」と私。何歳くらいから親に隠れて食べてたのかしら?

父がお酒を飲んで変貌したのを私が子供だった頃から見たことがないんです。少々陽気になるくらいだったかな?なので、「酒飲みはイヤやわ!」と思わず育ちましたね。振り返って思い出しても。

下戸の人だったら、奈良漬けを食べても酔うと聞いたことがあるほどです。酒粕など食べようものなら完全に酔いますよ!

「せやけど、酒粕も体にええらしいなあ。」と父。「そらせやわ。お米と麹菌でつくる日本酒のカスやもん。お豆腐屋さんの”おから”とおんなじやで。昔のもんは混じりっけなしやしなあ。」と昭和を生きた親子の会話です。

それを聞いたら、せっかちの私のことです。すぐ、酒粕の検索をはじめました。

なかなか納得のいく酒粕が見つかりません。そこへ、酒蔵からのメールにありました!酒粕が。ただ10袋単位です。「多いなあ!」と言う父の顔が浮かび、気持ちがグラグラ揺れに揺れましたけどね。

冷凍保存もできるとのことなので、日本酒と合わせて送っていただくようにお願いしました。

子供の頃に食べた味はずっと忘れないものです。不思議なくらいに。

せめてもの、ささやかな私にできることでした。父の秘密を知ったからには、ねっ❣

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