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ご主人72歳で緩和ケアの状態の友人と逢って、私に何ができるか? 

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 彼女は元々が大げさに言うタイプじゃないので、淡々と話すのですが。

 彼女に「暑いねえ!。夏バテしないようにね。」とメールを送ったのですが、返信がこなかったのです。必ず返信は来ていたので、ご主人のこともあり、気がかりでした。昨年来たメールで、「後1年かな?」と医師から告げられたと。いろんなことを考えても、わかるはずもなく。迷ったあげくに、電話をかけました。

 ちょうど、私の近くの街まで行くから出てこれる?と彼女。当然、電車に乗って行きました。

  ご主人はがんがあちこちに転移していて、今はモルヒネと栄養の点滴だけだとのことでした。彼女も9kも痩せたと言っていました。もともと太っていたわけでもないのに。

 う〜ん、言葉が出なくなりますねえ。ほんとうに彼女はサラリと言うことの内容が凄まじかったので。「がんは治るって言ってるけど、早期発見したらってことだよね。」とつぶやくように言っていました。

 前立腺がんだと治療していらしたようでしたが、どうも調子がよくないので近所の医師に診てもらったら「前立腺もそうだけど、大腸が大変なことになっているんじゃないか?」と大腸の手術も進行が進んでいたらしく、取り切ることは難しく。脳へも転移していたそうですが、それは開頭手術ではなくガンマー?とかで脳のがんは消えたそうです。腕や脚がパンパンに腫れ上がったときは尿が腎臓に回ってしまっていたとか、聞いていてもどれほど体がきつかったことかと想像を絶するものでした。それでも、ご主人は医師が感心して「ご主人は我慢強いですね!」と言われるほど、泣き言を言わずにずっと今までこられたようです。

 連れ合いのすぐ上の兄も前立腺がんで放射線治療をしていましたが、その医師から「前立腺は大腸に近いから、一度大腸の検査をしませんか?」と言われたにも関わらず、兄のほうがその申し出を蹴って大腸検査をしなかったのだそうです。その1年後に血便が出て急遽大腸の手術になり、結果人工肛門になったと言っていたようです。連れ合いが電話で聞いたもので、そのことを友人に話したら「大腸の検査をしましょう。」と言ってもらってたらどんなに助かったかしれないと、つぶやいていました。友人は。

 我が家の連れ合いは運がよく、市の肺がん検診でほんの少しの小さいがんをレントゲンで見つけてもらえたことで、腎臓がんが見つかり腎臓摘出して肺の小さいがんをなくすために抗がん剤を点滴してもらっているので、今があります。

 運というと、お叱りを受けるかもしれませんが。

 かかる医師も含めて、そうおもうのです。連れ合いの肺がんは今かかっている病院の医師からも「この肺がんを発見したのには、感服する。」と言われましたから。見落とされていたら、どうなっていたかわかりません。

 私の友人をなんとか支えたいとは思うのですが、どうやって支えられるのか、悶々としています。近々緩和ケアから2日間の帰宅を許されていると聞いたので、なにかできるか?彼女から「○○ちゃん、うちのの介護をやってくれない?」とポツンと言ったのです。「トイレ行くときとかさ。」と。あんなことを言う彼女は「SOS」のサインを出していると取るべきなんでしょうか?

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