デパートで立ちっぱなしで働いていた時、夏は足元からエアコンが効いてよく冷えました。30年近い前は黒いパンプスを履くのが当たり前とされていました。休憩室で女性ばかりの話から「シルクのつま先だけの五本指ソックスを履いているのよ。」と聴いて購入してストッキングの下に履いていました。パンプスの甲の部分に隠れる小さな五本指でしたが、スグレモノでした。
デパートの仕事をしなくなってスニーカーを愛用するようになってしばらく忘れていたのですが、五本指ソックスをまた履き始めたらしっかりと足の指で地面をつかむ感じが気持ちいいのです。普通のソックスを履くとどうも落ち着かない気分になるのですから、不思議です。
たかが靴下、されど靴下です。こんなことも私の今の健康を支えてくれているのかもしれません。
余談ですが、娘のパートナーが趣味でドラムを叩いているのですが、彼はドラマーであり続けるために五本指を愛用しているようです。私は楽器の演奏が全くできないので、毎週お休みの日に公共の練習室へ通っているのには脱帽です。
私の耳が突発性難聴になってからは、彼のバンドの演奏を聞けないのが残念です。あの大音量に耳が耐えられないので。
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