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日本の政治家はどうして災害時に決まって作業着を着るのか?

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 ドイツの大洪水被害で120名もの死者がでたとの報道を見ていました。政治家と思しき男性が黒のシャツに黒のセーターのようにみえましたが、そんな姿の映像が映し出されていました。お隣のベルギーも洪水被害がでていて亡くなった方もおられると。世界的に異常気象の影響でしょうか。自然の猛威の前には人間の非力を思い、早く復興されますようにと思うとともに、明日は我が身との思いも強くなりました。

 ドイツの政治家と思しき男性の服装がやたら記憶に残ったのは、日本の政治家の被災地での格好、災害時に開かれる会議や、とにかく災害時に今出来上がりましたと言わんばかりのお揃いの上っ張り、です。わざわざ災害時用に作ってあるのか、作られるのかは存じませんが。なんであんな上っ張りを着なければいけないのか?と常々疑問に感じていました。自前じゃないことは当然ですよね。

 ハッキリ行って、「パフォーマンスですか?」とお尋ねしたい気持ちになっていました。普段のスーツでいいんじゃないでしょうか。これはあの「うわっ張り」があまりにも象徴的だから、申し上げたいのです。災害が起きたら、わざわざあの「上っ張り」に着替える、もしくは用意をする、それ自体が茶番じゃないですかね。

 あまりにもバカバカしかったのもありましたね。被災地でしたっけ。長靴を履いていないから「おんぶ」してもらった方がいらしたですよね。あんな無様なことがありますか?!靴が汚れる?それどころじゃないのが、被災された方々です。

 市川市の市長は「災害時にシャワーを浴びられるように、女性の職員も〜」とシャワー室の存在を認めさせようと発言されていましたが。災害時には着たきりで逃げるか、逃げないまでも飲み水や電気や食べ物の心配をしないといけないと思うのが先ず真っ先にきますよね。その前に「命」があるのかどうか。

 災害時にシャワーだ、上っ張りを着て災害時だとの演出をしなければと思う余裕などないものですよ。実際に災害にあっている方々には。

 このドイツの政治家の格好をみたときに、常々抱いていた違和感が明確になったのです。日本って「茶道」「剣道」他にもありますが、「道」というから「形」から入るのですか?違いますよね。その「形」とこの政治家たちの形とは全く異質なものです!

 私の独断と思い込みで言うならば、「心」が入っていないから「形」だけでも作っておこうかとしかみえないのです。なんて浅いんでしょう。

 川で溺れている人がいたら、今着ている服がどうだこうだと思うでしょうか。「なんとかしなければいけない責任がある。」となったら、尚の事だと思います。日本が嫌いなわけではなく、日本で生まれて日本で生きてきたのです。だからこそ、上に立つ方には日本をより良い方向に持っていっていただきたいと願うだけです。パフォーマンスではなく。

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