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永遠の「おのぼりさん」東京は大都会!

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 娘が連れて行ってくれる都内のお店は私1人では絶対に行くことのない所なんです。

 娘は1歳で関東にきたので、育ったのは関東になります。埼玉県、千葉県ですが。大学、勤務先は都内なので、私とは根本的に違うのです。 

 私は新宿や池袋などデパートの仕事で通いはしたものの、「伝書鳩」のように仕事が終われば一刻も早く帰らんとばかり脇目も振らず電車に飛び乗っていました。

 いつまで経っても新宿、池袋は「怖いところ」のイメージのままで変わりません。やっぱり田舎の小さい町で育ったのを実感します。

 そんな私にとって娘が連れて行ってくれる場所は「別世界」なんですわ。

 昨日も東京駅へ。本当に久しぶりの東京駅でした。あいにくの雨でしたが。初めて(いつも初めてなのです。私にはね。)のレストラン、「予約しようと思ったんだけど、予約がいっぱいで取れなかったのよね。」と娘。

 ビルの中でしたが、すでに行列が出来ていました。

 「はあ、そんなに美味しいの?」と聴いてしまう私です。(こんなところへは私1人では絶対にくることはないな!知らないのですから。)

 千葉の田舎でスーパーとちょっとしたモールに行く程度の暮らしです。

 今テレビで京都から東京にみえた方にインタヴューをしているのをみたのですが。「大都会だから、爆買をしてるので。お金を使い切ってしまうから帰ったら卵かけご飯が続きますね。」と京都からの女性の言葉。

 私自身も昨日のレストランやビルの中のお店を見て回った感じは京都からいらした方と変わりませんわ。

 「ふ〜ん。別世界やねえ。」と思わず呟いていました。

 「こんな世界もあるのねえ?!」日本橋のデパートのプレタポルテのお店で働きもしましたが、それは販売員としてなのですわ。あくまでも。来てくださるお客様とは一線をかくすのものなのです。昼食はデパートの従業員用の社食のみでした。日本橋のデパートの社食には握り寿司があって、さすが日本橋だわと感心したのを思い出しました。

 アパレルの販売員をしていた私は昨日もですが、いつでも販売員さんの所作や暇そうなお店では大変だなと気になったり、ディスプレーの仕方、デザインの傾向を見てしまいます。「大丸も行って見る?」と娘に聞かれてアパレルを見てまわりました。建て替える前の大丸さんでも働いたことがありまして、古かった以前の建物の授業員用のお手洗いが和式だったのです。そのお手洗で段差に気づかずドンと足を踏み出して前面にあった洗面台に肋骨を思い切り打ち付けて「う〜ん!!」と打撲の痛さに唸ってしまいました。ですが、出血したわけでもないので、売り場に出て働きましたよ。仕事ですから、穴をあけることは許されませんので。

 鶴田浩二さんじゃないですが、「古い人間でござんしょうか?」とばかり、「ああ、このドレス昔あったわよ。なんだかシンプル・イズ・ベストか、フリルがいっぱいかの両極端ね。」もうしわけないけど、イッセイミヤケ氏とか、ヨウジヤマモト氏、高田賢三氏、川久保玲氏、山本寛斎氏、森英恵氏、芦田淳氏、菊池武夫氏、コシノ姉妹、等々世界で活躍されていたデザイナーを存じ上げている私なので。古くは石津謙介氏まで。辛口になってしまうのですね。若いデザイナーの方、お許しください。食とは違う方向にそれてしまいました。いくつになっても私も母の血でしょうか?ファッション、デザインに目がいってしまいます。食器も美しいものは美しいですしね。デザインはあらゆるところに見ることが出来ますので。大好きですネ❣

 さて食に戻りますと、町なかの中華やさんか、先日閉店してしまったステーキ店が私の行けるお店でした。

 以前連れ合いと私をホテル内のレストランに娘が招待してくれたときに「ボーイさんが立ってるようなとこは性に合わん!居酒屋でいい。」と必ず拒否反応をしたものでした。ところが、渋々いったホテル内のレストランでシャンパンをグイと飲み干すと、ボーイさんがキレイな手付きでシャンパンを注いでくださるやまたグイと飲み干すわ!酒飲みはこれだから困るのよと思わず娘のほうに目をやると少々困り顔に^^;

 彼女がお会計をしてくれるわけでして、「シャンパン1杯、いくらいくらだから合計いくらになるのやら❓」と娘の頭のなかの電卓がパチパチと計算をしているのが手にとるようにわかりました。だいたいシャンパンをあんなにグイグイ飲む人はねえ?!ありえません。

 私も娘もシャンパンは1杯のみで、ボーイさんがみえても手でシャットしていましたから。娘はワイン大好きなのを知っている私は、その娘が計算して飲まないでいる横で居酒屋にいるような調子でグイ、グイとシャンパンをあける連れ合い。全く飲み放題に来ている感覚におちいっているかのようで、私はハラハラしどうしでした(^_^;)

 さて、お会計となりまして娘がチラッとみてカードを挟んでボーイさんに慣れた調子で渡すのを見ながら、「いったいいくらになったのかしら?!」と私。 

 ホテルを出てから娘に聴きました。すると、「それがね。どれほどになるのかと気になっていたのに、そんなじゃなかったのよ。あのシャンパンの計算がどうなんだか?こんなだったら私もシャンパンをお代わりすればよかったわ❣」と言うのです。

 「へえ!不思議ねえ。でもよかったわ。貴女にどれほど負担をかけるのやらとハラハラしていたのよねえ。」と一件落着。連れ合いはそんなやり取りもどこ吹く風のほろ酔いで上機嫌の様子。まったく酒飲みはこれだからねえ(._.)

 万事おのぼりさんツアー、そのものの私なんです。いつまでたってもね。

 思わず「格差社会」の文字が頭をよぎってしまう東京の1日になるのが、私の東京での常なのですわm(__)m

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