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祖父が食べていた「いかなご」の思い出

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 私が中学生の頃の夏休みに母の実家に数日間お泊りに行くと、お昼ごはんはもいできたばかりのお日さんの香りのするトマトを切ったものと、トゲトゲの痛い・もいできたきゅうり、鶏小屋から頂いてきた卵の卵焼きが毎日の定番でした。寡黙な釣り針職人の祖父はいつもおおきな「イカナゴ」の酢の物を食べていました。その「イカナゴ」はその頃の私にはやたら大きく見えて、少々生々しくて苦手だなと思ったのを覚えています。まさに「海の幸」なのですが、よく「魚の目玉が怖い」というかたがいらっしゃいますけれど、私はどうしてなのかはいまだによくわからないのですが、単なる苦手意識だったんでしょうかね。その「イカナゴ」が最近は漁獲量が減り続けているようです。

 「イカナゴ)で作る「釘煮(くぎに)」は小魚の佃煮です。ご飯のお供に美味しくて、カルシュームも取れる一品。その「釘煮」が作れなくなりつつあるほど漁獲量の減り方が凄まじいようで、海の生態系が崩れていっていることの証でもあります。このたった半世紀の間にです。怖いことですよね。ただ食べられないというだけでは済まない、人間ももちろん組み込まれている生態系がもろくも短期間にこわれていっているのですからね。一滴のしずくが大きな穴を開けるのです。こうした兆しから人間は学んでサスティナブル?持続可能な社会を取り戻さないといけないですよね。自分たちの子孫が生き延びることができますように!

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