疲れきると、帰りの通勤電車のつり革を持ったまま「瞬間」寝ていたなんてこともありました。
体力が十分あるほうではなかったにも関わらず、気力だけはあったように思い出します。立ちっぱなしでお客様の目がある仕事でしたので、気は抜けない仕事でした。都内のデパートでお店のスタッフとして販売にかかわっていたときは、食事休憩の時も1時間のあいだに遠い食堂まで行って食べて歯磨き等身支度を整えて時間内にお店にもどるという繰り返しでした。
ホッと気を抜くという余裕はなくて、逆に不思議に私のことを気に入ってきてくださるお客様と入荷してきたお好きかなと思う洋服を介してお話をしている時間のほうが楽しかったなあと思い出します。気持ちがほぐれて。
お客様に対しては気を使いながら、でも好きな品物をご紹介して試着していただいたり。試着されたお客様も「うん、これいいわね。」とおっしゃる瞬間は私も嬉しくてやりがいを感じていました。(これは売れるという喜びではなく、本当に嬉しい気持ちの共有。)
お客様によって嬉しい時間を与えてもらえて、その時間があるので働けるという日々の繰り返しでしたね。
それがあったから続いていたのだと。
遅番の日の帰宅時間は午後10時をまわっていました。暗い道路を自転車を走らせ信号まちでいたときに、かかりつけ医の医師ご夫妻が運動のためにでしょうか、歩いていらしてばったり遭遇。「なんだ、こんな時間に帰っているのか?」と声をかけられたこともありました。伝書バトのような日々の繰り返しでした。寄り道をするなど全くなくて。
今となれば、立ってでも寝られるほどの疲れも懐かしく思い出しています。
このところ何となくあわただしく、一番の仕事が英語の学習なんです。じわじわと難易度が上がってきて集中力がないと間違ってばかり。リスニングも早くなってきて、前置詞など全く聞こえず、スローにして初めてわかるという始末。
でも昨日はパソコンに向かいながら眠くて舟をこいでいる状態に。これでは無理!と久しぶりに昼寝をしました。
睡眠不足は「ケアレスミス」を頻発します。
「春眠暁を覚えず」の季節も夏日が来たりして、以前とは気温の変化が大きく変化してきているように思います。
================
にほんブログ村「団塊の世代」カテゴリーのランキングに参加中です。
いつも応援クリック有難うございます♪