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高校生の「お化粧」 

Abstract by Carl Newman
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 図書館で新聞の投書欄を見ていたら、高校生の女の子が「お化粧をするといっても、薄くするだけで。それで自分のコンプレックスを少なくできて自信につながるのだから、学校で禁止しないでほしい。時代も変わって来ていることだし。」とありまして。

 「はあ、そういう時代なのねえ」と年代のギャップをおおいに感じましたね。

 私が高校生のころを振り返ってしまうからでしょう。お化粧やおしゃれは高校を卒業して社会人になったらするのかな程度でしたので。

 その前には「中学生になったからお化粧品も買ってあげよう。」と書いていらしたお母さんの投書を読んで驚いたこともありましたけど。

 お化粧でコンプレックスを少なくするという気持ちは、同じ女性として理解はできます。私の年齢になると、保湿をしてしわの溝を目立たなくしたい、いつの間にかできているシミにファンデーションをポンポンと塗って隠したいと思いますからね。

 お化粧をしたい女子高校生は学校に通っているという中での発言でした。夕方の報道を見ていると16歳の女の子が「家に帰れない。保健所や身分証明するものを親が渡してくれないから働けない。売春しないとごはんが食べられない。」とインタビュアーに話しているのです。

 今の日本でこんなことが!と昔の田舎育ちの私は東京と言う都会のど真ん中に16歳でと絶句状態に。

 江戸時代の飢饉の時の話なら、過去の話として知ってはいたのですが。

 高校生活の中でお化粧をしたいという女の子は幸せな女の子なんですね。

 この感覚の違いに考えさせらえている私の耳に「がんばりますう!どうか〇〇をおねがいしま~す!」と選挙カーが甲高い声を張り上げながら通り過ぎていきました。

 「少子化対策に力を入れます」との言葉の真実味が青い空に吸い込まれていきます。煙のように。

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