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自転車のチェーンが外れて、人の親切が身に沁みた日。

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 数日前の雨の日に、連れ合いが乗っている自転車のチェーンが外れました。もういつ買ったか忘れるほど古い「宮田」の自転車です。見かけはボロボロですが、パンクもせず、まだまだ現役です。一度、その自転車のことは書きましたけれど。

 連れ合いは機械、電気が総じて苦手なタイプなので、連れ合いの母親でもある?!私は近くにある自転車店に持っていこうと自転車を押し始めたのですが。動きません!

  よく見ると、チェーンが外れて後輪のところで固まっていました。「え~!この自転車を担いでもっていかなきゃなの?さすがに近いとはいえ、きついわあ。」と。素手でチェーンの固まっているのを何とかできないかと手を黒くしながらいじり始めたのです。

 すぐ、軍手と「KURE55-6」を家にとりに戻り、「ああでもない。こうでもないか。」としたこともないことにチャレンジしていましたら、「チェーンが外れたんですか?」と頭の上から声が。「ええ、そうなんです。」と答える間もなくその声の主がチェーンを素手で。「手が汚れますから、いいですよ。」という私に「洗えば落ちますから。」と。

 最初は小太りの女性かと思っていたその人は若い男性でした。「ドライバーはないですか?」と聞かれて「やっぱり!ドライバー必要だったんだわね。(頭をよぎりながら、家から持ってこなかったなあと)」と。すると、その男性が「家が近いので、とってきますから。5分くらいです。」とバイクで走っていくではないですか。

 言葉をはさむ間もない速さで行ってしまわれたのですが、私もドライバーを家にとりに戻って自転車のところへ。すでにその男性は地面に座り込んでチェーンを外す作業に取り掛かって下すっていました。そこへ、私と同年配の男性も通りがかり、「チェーンのカバーをはずしたほうが早いよ。」と私のドライバーを手にカバーを外してくださって。

 なんということでしょう!私では出来なかったチェーンの固まりがほどけて、自転車店まで押していくことができたのです。

 「なにかお礼を。。」と思う間もなく小太りの若い男性はバイクで走り去って。深々と「ありがとうございます。」と頭を下げるのみでした。「〇〇新聞社の集金をしてるんです。」とだけ言ってらしたですね。

 自転車店では一瞬のうちに終わって、「えっ!チェーンのたるみを切ってもらった方がいいとか、別の方からはチェーンを変えた方がいいとも。」と私。「調整しましたから、大丈夫ですよ。」と爽やかな笑顔の店員さん。

 助けてくださった方々、ほんとうに感謝でいっぱいですよ。私たちと同じ古い自転車がまた復活したのです。へそ曲がりの連れ合いは歯医者から帰ってきてすれちがいに私がドライバーをもって出ようと事情を説明すれど、自転車のところまで来ることもなくて(-_-メ)

 見知らぬ方に助けてもらって、人の情けを知るのも久しぶりの体験でした。

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