高齢者施設で暮らしてもう10年は経ちますかねえ。10年の間にコロナ禍があり、今はコロナウイルスとインフルエンザウイルスのW攻撃を受けています。
コロナウイルスの攻撃が施設を「陸の孤島」に変貌させてしまいましたね。それ以前に私が帰省した時は父の暮らす部屋で話すことが出来たのですから。
夜行バスを利用しての帰省でした。「東京駅のホームレス」さんを見かけたのもそんなタイミングでした。
今はきれいな東京駅になっていますので、あの時のホームレスの方たちはどうしておられるだろうかと折に触れて思います。
もうすぐ99歳になる父は頭もまだOKなのですが、私が父の部屋を訪れた際も父は自立した姿勢を崩すことなく生活していたのを思い出します。自分のことは自分でするという姿勢を。
そんな父であっても、足が弱ってきているので杖を突いて歩くのも転倒の危険があるために車椅子に座って足をちょこまかと動かして進むという移動法をとっています。
定期的に病院で検査をしてもらうための外出以外はしていないのです。私の兄弟もそれぞれに事情があるようなので。遠方にいる私は買い物にも行けなかったら困るのではとアマゾンさんを利用してささやかな品を送ってもらっています。
昨年の暮れから連れ合いのCT撮影の結果から入院の指示が出たり、私の「終活」で多くの不用品の処理をするのに追われてしまっていました。電話で話すように心がけてはいたのですが、スマホの履歴で「こんなに電話をしていなかったんだ。」と気づくことも。
ついこの前電話で「何か足りないものはない?」と聞いたら「ぜんざいかお汁粉が食べたい。」とのこと。早速検索して、送っていただきました。他にも日本酒を3箱送っていたので「もうなくなった?」と尋ねたら「あと1箱はある。」だったので、追加で2箱送付。
大正末年生まれの父は質素を旨とした暮らしぶりだったせいか、酒蔵から日本酒を送ってもらったときは「これは高いやろ。わしは○○の日本酒でええからな。」とお手頃価格の箱入り日本酒の銘柄を言ってきたのです。それ以降は父の好む日本酒を送っています。
ヤマト運輸さんなどの2024年問題が気になりつつ、パソコンの有用性に感謝ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
いつも「便利は不便」に通じると思って、書いていますけれど。
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